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1985年ミスター日本、ミス日本の栄冠は誰の頭上に

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月刊ボディビルディング1985年10月号
掲載日:2021.07.26
プレジャッジ●10月12日 17時●中野公会堂
コンテスト●10月13日 12時●読売ホール
 1985年度の地方コンテスト、ブロック・コンテストもほぼ終り、あとは今年度のナンバーワン・ビルダーを決定する第31回ミスター日本、第3回ミス日本コンテストを残すのみとなった。
果たして優勝の栄冠は誰の頭上に輝くだろうか。そして表彰台にのぼるのは誰であろうか。読者の皆さんと一緒に占ってみたいと思う。

 まずミスターの部では、小山裕史選手が出場するかどうかが問題である。
9月5日現在、出場する予定で練習しているとのことだが、体調が戻らなければ回避することになる模様。
出場してくれば、当然、3回目の優勝を狙うということになるが。
 朝生照雄選手も2回目の優勝を目指して出てくる。7月のジャパン・チャンピオンシップスでは、調整途中という感じで石村選手に敗れたがもうひとしぼりしてカットを出し、肌を焼き込んでくれば、優勝の最有力候補にあげられよう。
 小沼敏雄選手は、スケールの大きさは誰にも負けないが、腕とカーフが弱い。
この部分をどう克服してくるかがカギとなる。
 松原博選手は、上体の発達、たくましさは申し分ないが、上体に比べて脚のカットが少し物足りない。さらに上位を狙うには、全身のバランスある発達が必要。
 野沢正臣選手は昨年、筋肉の大きさで注目を浴びたが、これにバリバリのカットを出すことと、自然体の基本ポーズで、筋肉をもっと意識すれば迫力が増し、さらに飛躍が望めよう。
 井口吉美智選手は最近ぐんとバルクがついたが、何といってもプロポーションの良さとデフィニッションが彼の持ち味である。
しぼりにしぼって、スジ張るくらいのカットを出せば面白い存在になりそう。
 北村克己選手は今年最も注目される選手である。バルクでは誰にも負けないものをもっており、セパレーションもよい。
あとはこれにきめこまかいカットを出し、表現力、つまり彼の持ち味をアッピールするポージングを研究すれば、いきなり表彰台にのぼるのも夢ではない。
 その他では、ジャパン・チャンピオンシップスで過去最高の仕上がりを見せた長宗五十夫選手のカムバックが注目される。
また、宮畑、塚本、栗井、川上、白井、押方らのベテラン選手も健在なので、今年のミスター日本は全く予断を許さず、近年にない大混戦がくりひろげられることになりそうだ。
朝生照雄選手

朝生照雄選手

松原 博選手

松原 博選手

小山 裕史選手

小山 裕史選手

野沢正臣選手

野沢正臣選手

小沢敏雄選手

小沢敏雄選手

井口克美智選手

井口克美智選手

北村克己選手

北村克己選手

 ミスの部では、優勝候補の筆頭と見られるのは何と言っても大垣純子選手。
2年連続ジャパン・チャンピオンシップスで優勝し、国際大会の舞台もふんでいるだけに、試合運びにも一日の長がある。
肉体的にも充実しており、ポージングも洗練されて欠点がない。
 飯島ゆりえ選手は今年1月アメリカに渡り、世界のトップ・ビルダーを目のあたりにしてのトレーニングで、どこまで変身したかが見もの。
 須藤ゆき、島田成子の両選手は、よく似たタイプで、バランスもよくポージングもうまい。
ただ、マッスル的に少し線が細いので、もうひとまわり筋量をふやせば、いちだんとよくなろう。
 長谷川尚子選手。初出場でミス東京になり、今年一番のホープである。バルクもありポージングもうまいが、さらに女性らしい美しい体の線が出るような工夫をすること。
どこまで上位にくい込めるか見ものである。
 その他、上位に入賞しそうな選手としてはミス東京3位の大島ひろみ選手、ミス関東2位の斉藤玉恵選手、ミス福岡の神田美栄子選手、それに京都の中村美也選手、長森富子選手らがあげられる。(助言:重村尚氏)
大垣純子選手

大垣純子選手

飯島ゆりえ選手

飯島ゆりえ選手

須藤ゆき選手

須藤ゆき選手

島田成子選手

島田成子選手

長谷川尚子選手

長谷川尚子選手

月刊ボディビルディング1985年10月号

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