青野隆宏選手(西南学院大学)優勝 2位・大河原(神奈川大学)、3位・松山(法政大学)
月刊ボディビルディング1983年2月号
掲載日:2020.10.05
1982年度第17回全日本東西対抗学生ボディビル選手権大会は、東軍(北海道学連、東北学連、関東学連)、西軍(中部学連、関西学連、九州学連)の代表20名ずつが参加して、12月5日、法政大学学生会館大ホールで開催された。その結果、団体戦は東軍、個人戦は西南学院大学の青野隆宏選手が優勝した。
個人優勝の青野選手は、学生としてはずばぬけばバルクを持ち、特に腹筋と僧帽筋の発達が目立った。強いて難点をあげるとすれば、上半身に比べて下半身が弱いことと、ポージングが下手なことである。このため、せっかくの立派な体がポーズをとるとかえって死んでしまうきらいがあった。
2位の大河原久典選手と3位の松山登代志選手の2人は、共に学生としてはかなり完全されており、体にマッチしたポージングで青野選手にせまったが、筋肉の迫力の差で負けていた。
以上の3名は、社会人の大会でも充分通用するだけの実力をもっているといっていい。また、出場選手全体にいえることは、いずれの選手も横から見た時の胸の厚みが不足していることと、腕とカーフが弱いことである。
個人優勝の青野選手は、学生としてはずばぬけばバルクを持ち、特に腹筋と僧帽筋の発達が目立った。強いて難点をあげるとすれば、上半身に比べて下半身が弱いことと、ポージングが下手なことである。このため、せっかくの立派な体がポーズをとるとかえって死んでしまうきらいがあった。
2位の大河原久典選手と3位の松山登代志選手の2人は、共に学生としてはかなり完全されており、体にマッチしたポージングで青野選手にせまったが、筋肉の迫力の差で負けていた。
以上の3名は、社会人の大会でも充分通用するだけの実力をもっているといっていい。また、出場選手全体にいえることは、いずれの選手も横から見た時の胸の厚みが不足していることと、腕とカーフが弱いことである。
(評・後藤紀久)
左から5位・大木本、3位・松山、1位・青野、2位・大河原、4位・清水
優勝・青野隆宏選手
2位・大河原久典選手
3位・松山登代志選手
4位・清水博之選手
5位・大木本芳弘選手
6位・郡山 洋選手
7位・下山 徹選手
8位・江口武久選手
9位・福守研二選手
10位・窪田活久選手
11位・若杉充宏選手
12位・安田伸朗選手
月刊ボディビルディング1983年2月号
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