1982年度第17回ミスター実業団コンテスト、第5回ミス実業団健康美コンテスト、第1回ミスター&ミス実業団ペアコンテスト
粟井(青年)東海林(壮年)西脇(ミス)優勝
ペアの部は粟井直樹、粟井幸子組が優勝
月刊ボディビルディング1982年11月号
掲載日:2020.09.09
左から壮年・東海林、ミス健康美・西脇、青年・栗井の各チャンピオン
日本ボディビル実業団主催のミスターおよびミス健康美、それに今大会から新設されたペアコンテストが9月26日、東京・品川公会堂で開催された。とくに今大会は出場選手が多く、男子青年の部44名、壮年の部21名、ミス健康美の部71名、ペアの部11組という、我が国のコンテストでは最大規模の大会となった。それに、すっかり定着したミス健康美の人気も手伝って、超満員の観客と、テレビを始めとする多数の報道関係者で会場はムンムンとする熱気につつまれた。
コンテストの結果は、先ず青年の部では、粟井、松原、押方、佐藤の4選手の接戦となったが、去る9月4日のアジア選手権で減量の失敗で迫力を欠いていた粟井選手が、今大会では大幅なバルク・アップをはかり、キレのよいカットと相まって優勝。2位に松原、3位に押方が入った。
壮年の部では、東海林、寺川、石村の三つ巴となったが、細見ながら抜群のデフィニションを誇る東海林選手が頭ひとつリードして優勝した。ただ東海林選手は減量が影響したのか、顔色をはじめ、全身の肌の色が悪かったのが気になった。
ミス健康美の部は、昨年度上位3名の西脇、田村、田吹が、プロポーション、演技の面で突出しており、優勝・西脇、2位・田村、3位・田吹と順序は入れかわったが、やはりこの3人が上位を独占した。
我が国で始めて行なわれたペアコンテストは11組が出場したが、粟井直樹、粟井幸子の夫婦ペアが息のピッタリ合ったダイナミックな演技を見せて優勝。2位には西脇清明、西脇美智子の兄妹ペアが入った。
各コンテストの成績は次のとおり。
コンテストの結果は、先ず青年の部では、粟井、松原、押方、佐藤の4選手の接戦となったが、去る9月4日のアジア選手権で減量の失敗で迫力を欠いていた粟井選手が、今大会では大幅なバルク・アップをはかり、キレのよいカットと相まって優勝。2位に松原、3位に押方が入った。
壮年の部では、東海林、寺川、石村の三つ巴となったが、細見ながら抜群のデフィニションを誇る東海林選手が頭ひとつリードして優勝した。ただ東海林選手は減量が影響したのか、顔色をはじめ、全身の肌の色が悪かったのが気になった。
ミス健康美の部は、昨年度上位3名の西脇、田村、田吹が、プロポーション、演技の面で突出しており、優勝・西脇、2位・田村、3位・田吹と順序は入れかわったが、やはりこの3人が上位を独占した。
我が国で始めて行なわれたペアコンテストは11組が出場したが、粟井直樹、粟井幸子の夫婦ペアが息のピッタリ合ったダイナミックな演技を見せて優勝。2位には西脇清明、西脇美智子の兄妹ペアが入った。
各コンテストの成績は次のとおり。
青年の部優勝・栗井直樹選手
青年の部2位・松原博選手
青年の部3位・押方兼二選手
青年の部4位・佐藤啓治選手
壮年の部優勝・東海林徹選手
壮年の部2位・寺川和昭選手
壮年の部3位・石村勝巳選手
壮年の部4位・梅村輝雄選手
ミス健康美優勝・西脇美智子さん
ミス健康美2位・田村美和子さん
ミス健康美3位・田吹美智代さん
ミス健康美4位・加藤久美子さん
ペアの部優勝・栗井直樹・栗井幸子組
広田俊彦・中村久美子組
市川貴之・田村美和子組
ペアの部2位・西脇清明・西脇美智子組
ペアの部3位・高瀬恵造・小木曽理栄子組
岡本正信・岡本久子組
押方兼二・長宗千勢子組
鈴木正之・松田富士子組
月刊ボディビルディング1982年11月号
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