1985年度第13回ミスター・アポロ・コンテスト
優勝・井口吉美智、2位・岡本正信
カップルズは粟井夫妻ペアが3連勝
ミスター・アポロは1ヵ月後に迫ったミスター日本の前哨戦だけに、各選手ともほぼ完調で出場しており大いに見ごたえがあった。
中でも目立ったのが、8月18日の東日本大会からほぼ20日で大幅な全身のカットアップに成功した井口選手と、上半身の迫力、とくにバックでは現在、日本でもナンバーワンと思われる岡本選手の2人である。ただ岡本選手は、上体に比べて下腿がバルク、カットともかなり見劣りがした。結局、総合点で僅かに井口選手がリードして優勝。
3位にはキャリヤ16年を誇る菊地選手が入った。さすがに上体、下体とも欠点はなかったが、もうひとつしぼり込み不足のようでカットの冴えがなく、迫力も欠けていた。
4位の関口選手は、これまでは大胸筋の大きさが強く印象に残る選手だったが、今回はそれが全く目立たないほどにしぼり込んでカットを出し、肌もよく焼いて、過去最高の出来だった。
期待はずれだったのは後藤と高西の両選手。ともにバルクはあるがデフィニッションがなく、過去に輝かしい戦歴をもつ両選手にしては、何か調整に失敗したとしか考えられないような出来だった。
カップルズの部では、これまで負け知らずの粟井直樹・幸子ペアと、筋肉の発達では抜群の岡本正信・久子ペアの優勝争いとなったが、決勝ポージングに入ると、さすがに粟井ペアの華麗なポージングが光り、このコンテスト創設以来の3連勝を飾った。

ミスター・アポロ。左から2位・岡本、1位・井口、3位・菊地

ジャパン・カップルズ。左から2位・岡本正信・岡本久子ペア、1位・粟井直樹・粟井幸子ペア、3位・関口敏夫・中田純子ペア

第3回ジャパンカップルズ・コンテスト
プレジャッジ---比較審査

左から1位・井口、3位・岡本、3位・菊地

左から1位・井口、2位・岡本、3位・菊地

左から1位・井口、2位・岡本、3位・菊地

左から7位・高西、6位・田崎、4位・関口

左から7位・大谷、5位・宮本、7位・高西、松本

左から3位・菊地、御園生、7位・後藤

左から7位・中村、2位・岡本、6位・田崎

左から7位・後藤、立石、4位・関口、7位・阿部

1位・井口吉美智
ミスター・アポロ

2位・岡本正信選手

3位・菊地正幸選手

4位・関口敏夫選手

5位・宮本萬造選手

6位・田崎二郎選手

7位・後藤裕己選手
ジャパン・カップルズ

カップルズ比較審査。左から粟井幸子・粟井直樹ペア、岡本久子・岡本正信ペア

カップルズ比較審査。左から荒木真弓・大谷浩司ペア、中田純子・関口敏夫ペア

1位・粟井直樹、粟井幸子ベア

2位・岡本正信、岡本久子ペア

4位・大谷浩司、荒木真弓ペア

3位・関口敏夫、中田純子ペア
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