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第4回ミスター関東、第2回ミス関東、第1回ミスター埼玉コンテスト

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月刊ボディビルディング1985年8月号
掲載日:2021.07.01

鶴田(ミスター関東)須藤(ミス関東)優勝
ミスター埼玉チャンピオンに井原

 いよいよボディコンテストのシーズンを迎え、その幕明けともいうべき第4回ミスター関東、第2回ミス関東、第1回ミスター埼玉の合同コンテストが、去る6月30日、埼玉県坂戸市の坂戸文化会館で開催された。

 ミスター関東では、過去2年連続2位で、今大会の優勝候補と見られていた川上選手が調整不十分で、全体的にカットが甘く、またしても2位にとどまった。

 これに対して昨年度実業団5位入賞以外にあまり実績のなかった鶴田選手が、持ち前のプロポーションの良さに加えて、上体、下体とも一段のバルク・アップとカット・アップに成功し、堂々と初のミスター関東を制覇した。3位の石坂選手は、筋肉のキレが抜群で、これにもうひとまわりのバルクがつけば、さらに大きな飛躍が望めそうである。

 ミス関東では、予想どおり、須藤、斉藤、島田の三つ巴となった。島田選手は他の2人に比べて体もしぼりきれておらず、肌も白くて3位は順当。昨年、ミス東京、ミス実業団を連覇して自信をつけた須藤選手と、この1年で見違えるばかりに成長した斉藤選手は共に過去最高の仕上がりだったが、須藤選手がわずかにリードして栄冠を手中にした。

 ミスター埼玉は、昨年11月、正式に埼玉県ボディビル協会が設立されての第1回大会であるが実は10年前まで非公式ながらミスター埼玉コンテストが行われており、その最後の大会のチャンピオンが今回優勝した井原選手であった。年令(39歳)を感じさせない若々しく逞しい筋肉はまことに見事であった。2位にはバルクを誇る松本選手、3位には、上半身のカットが素晴らしい高畑選手が入った。
ポーズダウン。左が優勝・鶴田、右が2位・川上

ポーズダウン。左が優勝・鶴田、右が2位・川上

ミスター関東2位・川上昭雄選手

ミスター関東2位・川上昭雄選手

ミスター関東優勝・鶴田和一選手

ミスター関東優勝・鶴田和一選手

ミスター関東3位・石坂哲哉選手

ミスター関東3位・石坂哲哉選手

ミスター関東4位・田崎二郎選手

ミスター関東4位・田崎二郎選手

ミスター関東。左から3位・石坂、優勝・鶴田、2位・川上

ミスター関東。左から3位・石坂、優勝・鶴田、2位・川上

ポーズダウン。左から3位・島田、2位・斉藤、優勝・須藤

ポーズダウン。左から3位・島田、2位・斉藤、優勝・須藤

ミス関東。左から3位・島田、優勝・須藤、2位・斉藤

ミス関東。左から3位・島田、優勝・須藤、2位・斉藤

ミス関東2位・斉藤玉恵選手

ミス関東2位・斉藤玉恵選手

★各コンテストの成績★
記事画像10
ミス関東優勝・須藤ゆき選手

ミス関東優勝・須藤ゆき選手

ミス関東3位・島田成子選手

ミス関東3位・島田成子選手

ミス関東4位・岡本久子選手

ミス関東4位・岡本久子選手

ミスター埼玉。左から3位・高畑、優勝・井原、2位・松本

ミスター埼玉。左から3位・高畑、優勝・井原、2位・松本

ミスター埼玉優勝・井原 茂選手

ミスター埼玉優勝・井原 茂選手

ミスター埼玉2位・松本 清選手

ミスター埼玉2位・松本 清選手

ミスター埼玉3位・高畑富士雄選手

ミスター埼玉3位・高畑富士雄選手

月刊ボディビルディング1985年8月号

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