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第25回関東学生ボディビル選手権大会

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月刊ボディビルディング1985年8月号
掲載日:2021.07.02

本命欠場で法政大本田、幸運の優勝
団体優勝・東大、2位・法大、3位・早大

6月16日 於・法政大学学生会館

 昨年の東日本学生、全日本学生で1勝1敗となった江口(東大、東日本学生2位、全日本学生1位)と岩間(神奈川大、東日本学生1位、全日本学生3位)がともに最高学年になり、その成長ぶりと、三度目の対決が注目された大会だったが、二人とも欠場。結局、昨年度全日本学生6位の木下、9位の本田、10位の道田の3つ巴の接戦となり、本田が僅差で栄冠を手にした。

 優勝した本田はカットはいいが全体的にバルク不足で、とくに上半身の薄さが気になる。2位の木下はプロポーション抜群で、素質的には非常にいいものを持っているが、カーフと首が弱い。3位の道田は、どこと言って欠点がなく、3人の中では一番まとまっているが、シャープさが感じられない。現在のバルクを維持しながら、さらに一段のカットをつけることが課題であろう。

 また、団体戦では東大が1982年以来4年連続優勝。
記事画像1
優勝・本田昌裕(法政大)

優勝・本田昌裕(法政大)

2位・木下正英(筑波大)

2位・木下正英(筑波大)

3位・道田泰三(早稲田大)

3位・道田泰三(早稲田大)

4位・浦田浩行(東京農業大)

4位・浦田浩行(東京農業大)

5位・野間信護(東京大)

5位・野間信護(東京大)

6位・杉山理理(法政大)

6位・杉山理理(法政大)

部分賞(胸)審査。左から木下、浦田、本田

部分賞(胸)審査。左から木下、浦田、本田

ゲスト・朝生照雄選手

ゲスト・朝生照雄選手

月刊ボディビルディング1985年8月号

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