1985年度第4回全日本アームレスリング選手権大会
月刊ボディビルディング1985年9月号
掲載日:2021.07.05
小山 勝
南波勝夫選手に敵なし、圧勝
大会は7月14日、大相撲の若松部屋で全国の腕自慢36選手が参加し、体重無差別のトーナメント方式で行われた。結果は、過去3回、この大会でいずれも優勝している南波選手が、今回も圧倒的な強さで他を全く寄せつけず、第1回大会からの連続優勝をなし遂げた。
2位には、テレビ東京の勝抜き腕相撲で35人抜きの佐竹選手、3位には同じく18人抜きの軽量級の森本選手、4位には同じく28人抜きで去年の埼玉県チャンピオン、星野選手が入った。
今大会出場者の中にはボディビルダーは数えるほどしかおらず、上位入賞者には優勝した南波選手を除くと、5位に入った吉村選手('83ミスター千葉9位)1人だったのは淋しかった。これは大会がボディコンテスト・シーズンとぶつかったためであろうか。今後は、開催時期に関して、もっとボディビルダーが参加しやすいよう配慮してもらいたいものである。8位までの入賞者は次のとおり。
なお、今大会に出場が予定されていた福島延泰、田村啓明(勝抜き腕相撲グランドチャンピオンと2位)といった有力選手が欠場したことは誠に残念であった。主催者は、これらの選手の所属団体との間の"問題"を1日も早く解決し、腕相撲界の正常な発展を望まずにはいられない。
2位には、テレビ東京の勝抜き腕相撲で35人抜きの佐竹選手、3位には同じく18人抜きの軽量級の森本選手、4位には同じく28人抜きで去年の埼玉県チャンピオン、星野選手が入った。
今大会出場者の中にはボディビルダーは数えるほどしかおらず、上位入賞者には優勝した南波選手を除くと、5位に入った吉村選手('83ミスター千葉9位)1人だったのは淋しかった。これは大会がボディコンテスト・シーズンとぶつかったためであろうか。今後は、開催時期に関して、もっとボディビルダーが参加しやすいよう配慮してもらいたいものである。8位までの入賞者は次のとおり。
なお、今大会に出場が予定されていた福島延泰、田村啓明(勝抜き腕相撲グランドチャンピオンと2位)といった有力選手が欠場したことは誠に残念であった。主催者は、これらの選手の所属団体との間の"問題"を1日も早く解決し、腕相撲界の正常な発展を望まずにはいられない。
(写真・田崎二郎、レポート・小山 勝)
〔勢揃いした出場選手〕
〔準決勝・佐竹VS森本〕
〔準決勝・星野VS南波〕
〔3位決定戦・森本VS星野〕
〔決勝戦・佐竹VS南波〕
〔左から佐竹、遠藤レフェリー、南波、森本、そのうしろが5位・吉村〕
月刊ボディビルディング1985年9月号
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