1983 ミスター・ユニバース雑感
月刊ボディビルディング1984年2月号
掲載日:2021.01.20
文・写真=大月 澄
私は中野ヘルス・クラブ主催のミスター中野コンテストに優勝し、優勝者に与えられた特典として、昨年11月、シンガポールで開催されたIFBBミスター・ユニバースの観戦旅行に行かせてもらいました。
シンガポールに着いて感じたことは地元の本コンテストに対する関心が大へん高かったことです。各新聞には数日前より本コンテストに関する記事が大々的に報道されており、コンテストの終った翌日には、一面トップにデカデカと載っていました。日本ではとても考えられないことです。
大会を見て感じたことは、ただ「スゴイ!!」の一言です。まさにこれが世界大会なんだナと思いました。
私が特に印象に残った選手は、ヘビー級のベリー・ド・メイ(オランダ)です。写真の中央でポーズをとっている選手です。
おそらく読者の皆さんも、この選手が1位だと思うでしょう。でも彼は2位だったのです。右側の白いトランクスの選手が1位のボブ・パリス(アメリカ)なのです。私はこのジャッジが気に入りませんでした。観客席からも不満の声がありました。ちなみに左側の選手が、3位になった2メートルに近い大男、ラルフ・モーラー(西ドイツ)です。
以上、感じたままに適当なことを言ってきましたが、今回、はじめてミスター・ユニバースを観て、言葉では言い表わせない深い感銘を受けると共にボディビルに対する熱意を新たにしました。
シンガポールに着いて感じたことは地元の本コンテストに対する関心が大へん高かったことです。各新聞には数日前より本コンテストに関する記事が大々的に報道されており、コンテストの終った翌日には、一面トップにデカデカと載っていました。日本ではとても考えられないことです。
大会を見て感じたことは、ただ「スゴイ!!」の一言です。まさにこれが世界大会なんだナと思いました。
私が特に印象に残った選手は、ヘビー級のベリー・ド・メイ(オランダ)です。写真の中央でポーズをとっている選手です。
おそらく読者の皆さんも、この選手が1位だと思うでしょう。でも彼は2位だったのです。右側の白いトランクスの選手が1位のボブ・パリス(アメリカ)なのです。私はこのジャッジが気に入りませんでした。観客席からも不満の声がありました。ちなみに左側の選手が、3位になった2メートルに近い大男、ラルフ・モーラー(西ドイツ)です。
以上、感じたままに適当なことを言ってきましたが、今回、はじめてミスター・ユニバースを観て、言葉では言い表わせない深い感銘を受けると共にボディビルに対する熱意を新たにしました。
月刊ボディビルディング1984年2月号
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