☆1985年度第17回東日本学生ボディビル選手権大会☆
月刊ボディビルディング1986年1月号
掲載日:2021.10.04
本田(法政大)東日本学生を制す! 団体戦は東京大学が5連覇達成
全日本学生選手権の代表選考を兼ねた東日本学生ボディビル選手権大会は96選手が参加して去る11月10日、法政大学学生会館大ホールで開催された。
関東学生選手権の覇者、本田(法政)は、バランスの良さと抜群のデフィニッションで優勝候補の筆頭と目されていたが、関東大会の時よりひと回りバルクアップして迫力を増した野間(東大)の追撃に大苦戦。野間は2つの部分賞とモスト・マスキュラーを獲得するなど、その成長ぶりは著しく、本命の本田を脅かす対抗馬となった。
しかし、決勝審査に入ると、ポージングのうまさで一日の長がある本田が僅差で野間をおさえて優勝。東日本学生のタイトルを獲得した。
また、プロポーション抜群の筑波大の木下は、練習不足のためか、今ひとつ冴えが見られず3位にとどまった。
今大会で特に目ざましい活躍を見せたのが早稲田の亀山。以前から定評のあった脚に加え、上半身の迫力が増し同僚の道田を抜いて4位に躍り出た。
道田は上半身、下半身とも欠点がなく、部分賞審査でもほとんどの部でピックアップされていたが、身長の低さが影響したのか5位に終った。
団体戦では、選手層の厚い東大の牙城はゆるがず、東日本大会5連覇、関東大会と合わせると実に9回連続優勝になる。2位は4位、5位、8位と10位以内に3名を送り込んだ早稲田大。また明治大は、法政、神奈川大を抜き3位に入る大健闘を見せた。
関東学生選手権の覇者、本田(法政)は、バランスの良さと抜群のデフィニッションで優勝候補の筆頭と目されていたが、関東大会の時よりひと回りバルクアップして迫力を増した野間(東大)の追撃に大苦戦。野間は2つの部分賞とモスト・マスキュラーを獲得するなど、その成長ぶりは著しく、本命の本田を脅かす対抗馬となった。
しかし、決勝審査に入ると、ポージングのうまさで一日の長がある本田が僅差で野間をおさえて優勝。東日本学生のタイトルを獲得した。
また、プロポーション抜群の筑波大の木下は、練習不足のためか、今ひとつ冴えが見られず3位にとどまった。
今大会で特に目ざましい活躍を見せたのが早稲田の亀山。以前から定評のあった脚に加え、上半身の迫力が増し同僚の道田を抜いて4位に躍り出た。
道田は上半身、下半身とも欠点がなく、部分賞審査でもほとんどの部でピックアップされていたが、身長の低さが影響したのか5位に終った。
団体戦では、選手層の厚い東大の牙城はゆるがず、東日本大会5連覇、関東大会と合わせると実に9回連続優勝になる。2位は4位、5位、8位と10位以内に3名を送り込んだ早稲田大。また明治大は、法政、神奈川大を抜き3位に入る大健闘を見せた。
1位・本田昌裕(法政大)
2位・野間信護(東京大)
3位・木下正英(筑波大)
4位·龟山幸弘(早稲田大)
5位·道田泰三(早稲田大)
6位·宇山雅浩(明治大)
7位·天貝俊之(東京大)
8位・田尻 淳(早稲田大)
9位・杉山理理(法政大)
〔(左から1位・本田、2位・野間、5位・道田〕
〔左から2位・野間、1位・本田、3位・木下〕
月刊ボディビルディング1986年1月号
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