ニュース 1983年12月号
月刊ボディビルディング1983年12月号
掲載日:2021.01.07
■JPA国際部ニュース………国際部長・吉田 進
今月は各地のマスターズとジュニアの大会の結果を報告します。今年になって、日本だけでなく、世界各地で同時にマスター及びジュニアの大会が盛んになってきており、パワーリフティングの普及という面から非常に喜ばしい事である。10才代から50才以上まで、そして男性も女性も、パワーリフティングは長く楽しめるという側面が徐々に理解されつつあるようだ。
マスターズ世界選手権については、小池選手が2年連続優勝、松尾選手が初出場で優勝と、今のところ日本選手は3戦3勝である。
マスターズ世界選手権については、小池選手が2年連続優勝、松尾選手が初出場で優勝と、今のところ日本選手は3戦3勝である。
①1983年世界マスターズ選手権大会
9月3.4日 カナダ・オンタリオ州・ロンドン市
[註]国名のニはニュージーランド。フはフィンランド・カはカナダ、オはオランダ、ノはノルウェー、スはスウェーデンを示す。
②1983年全英マスターズ選手権優勝者
(1983年7月16日)
③スウェーデン・ジュニア(23才以下)選手大会優勝者)
(5月13日~15日)
④北欧ジュニア(23才以下)選手権優勝者
(1983年6月11日.12日)
■第11回東京都パワーリフティング選手権(新人)
10月9日 於・小平第6小学校体育館
(東京都パワーリフティング協会事務局長・伊東亜細亜)
■第1回秋季全道パワーリフティング選手権大会
10月9日 於・北海道大学体育指導センター
北海道パワーリフティング協会は,北海道体育協会への加盟を悲願として, 10数年来,その実現を目指して総力をあげておりますが,今般,財団法人・札幌市体育連盟から当協会の下部組織である札幌パワーリフティング協会に対して, 9月末の理事会の決議により,加盟申請を認める旨通知がありました。
札幌市体育連盟は昭和8年に創立され,今年でちょうど50周年を迎え,加盟団体数40,札幌パワーリフティング協会は41番目の加盟団体になったわけです。
現在,都道府県の段階において県体協加盟を果たしたのは,沖縄県のみという厳しい情勢の中で,政令都市,札幌市の公的団体が,パワーリフティング競技に対して理解を示されたことは,必ずや全国の体育関係者の注目を促し,各地域の体育協会, もしくは連盟等の加盟認可の推進力となるものと信じております。
札幌市体育連盟は昭和8年に創立され,今年でちょうど50周年を迎え,加盟団体数40,札幌パワーリフティング協会は41番目の加盟団体になったわけです。
現在,都道府県の段階において県体協加盟を果たしたのは,沖縄県のみという厳しい情勢の中で,政令都市,札幌市の公的団体が,パワーリフティング競技に対して理解を示されたことは,必ずや全国の体育関係者の注目を促し,各地域の体育協会, もしくは連盟等の加盟認可の推進力となるものと信じております。
(北海道パワーリフティング協会理事長・金沢恒寿)
■第1回美浦町近隣パワーリフティング選手権大会各クラス優勝者記録
(記録=谷田部町パワーリフティング協会・田代忠義)
■第4回谷田部町近隣パワーリフティング記録会優勝者記録
(記録=谷田部町パワーリフティング協会・田代忠義)
■第36回関東学生パワーリフティング選手権大会
昭和58年10月22日、23日 於・埼玉大学
[註]☆印はジュニア日本新を示す。
(記録=松尾昌文)
■第2回山口県パワーリフティング選手権大会
10月16日 於・防府スポーツセンター体育館
[註]国弘梅代選手の3種目とトータルは日本新記録。
(山口県パワーリフティング協会理事長・島岡克己)
■第2回関西学生秋季パワーリフティング選手権大会
10月23日 於・京都大学体育館
(記録=関西学生ボディビル連盟理事・栗山浩史)
■大岡選手30人抜き成らず…勝抜き腕相撲情報
テレビ東京の勝抜き腕相撲で, 10月24日,上村敏夫選手を破って第35代チャンピオンになった仲田勇次選手(27才163cm, 70kg)は3人抜きにとどまり, 10月26日登場の村山幸太郎選手(36代目チャンピオン, 33才, 174cm, 77kg)は1人抜き,同日,大岡利男選手に敗れた。
大岡選手(37代目チャンピオン, 48才, 173cm, 75kg)は, 20年以上前から自宅でボディビルをつづけており,それほど大きくはないが,全身これ筋肉という,いかにも力のありそうな体格。11月2日, 10人抜き, 11人目の石井選手との対戦で危ない場合もあったが,なんとか勝抜き, 11月9日, 20人抜き, 11月15日には29人抜き,あと1人で30人抜きの世界一周旅行にまでこぎつけたが, 10月16日登場した斉藤一雄選手(16才, 181cm, 115kg)に惜しくも敗れてしまった。38代目チャンピオンとなった斉藤選手は,明大中野高校の相撲部員で,今年度の国体で個人2位に入賞している。テクニックは未熟だが,堂々たる体格と地力で, 11月22日現在, 10人抜き継続中である。
大岡選手(37代目チャンピオン, 48才, 173cm, 75kg)は, 20年以上前から自宅でボディビルをつづけており,それほど大きくはないが,全身これ筋肉という,いかにも力のありそうな体格。11月2日, 10人抜き, 11人目の石井選手との対戦で危ない場合もあったが,なんとか勝抜き, 11月9日, 20人抜き, 11月15日には29人抜き,あと1人で30人抜きの世界一周旅行にまでこぎつけたが, 10月16日登場した斉藤一雄選手(16才, 181cm, 115kg)に惜しくも敗れてしまった。38代目チャンピオンとなった斉藤選手は,明大中野高校の相撲部員で,今年度の国体で個人2位に入賞している。テクニックは未熟だが,堂々たる体格と地力で, 11月22日現在, 10人抜き継続中である。
(レポート・写真=小山 勝)
大岡選手は11人目、石井選手に辛勝し、連勝街道をばく進
大岡選手はあと1人で30人抜きまでこぎつけたが、若い斎藤選手に惜敗
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