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ニュース 1984年1月号

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月刊ボディビルディング1984年1月号
掲載日:2021.01.15

■田村啓明選手記録更新中………勝抜き腕相撲情報

 テレビ東京の勝抜き腕相撲で、11月16日、歴代チャンピオンの中で最年長(48才)で29人抜きの大岡利男選手を破って第38代チャンピオンになった斉藤一雄選手は、16才の歴代最年少チャンピオン。斉藤選手は11月22日、10人抜き達成、11月24日、14人抜きを記録した。
 その斉藤選手を破って第39代目チャンピオンになったのが、翌25日に登場した田村啓明選手(30才)で、8年前に出場したとき11人抜きの実績がある。身長173㎝、体重70㎏と平均的な体格であるが、腕を曲げて力を入れた時の前腕囲はなんと35㎝。[写真下]
 斉藤選手は12月10日、10人抜き、12月8日、20人抜きと勝ち進み、12月15日、ついに7代目チャンピオン佐竹国博選手(35人抜き)以来2人目の30人抜きを達成した。そして12月20日、36人目に買って佐竹選手の記録を抜き、12月22日、40人抜きを達成。41人目の挑戦者、山本明選手に一瞬、敗れたかと思われたが、山本選手のヒジが定められたエリア(直径17㎝のヒジ当て)から出ており、反則勝ちで辛くもチャンピオンの座を守り、12月23日現在、42人抜きで連勝中である。
[訂正] 前号の「30人抜き世界一周旅行」は「ヨーロッパ旅行」、前々月の27代目チャンピオン、渥美久仁選手は渥美久仁則選手の誤りにつき訂正いたします。
(レポート・写真=小山 勝)
[35㎝の前腕を誇る田村啓明選手]

[35㎝の前腕を誇る田村啓明選手]

第4回中部日本女子、第5回愛知県高校パワーリフティング選手権大会
昭和58年11月20日 於・愛知県体育館第二競技場

[註]◎印は日本新、☆印はジュニア日本新、〇印は全日本高校新を示す。

[註]◎印は日本新、☆印はジュニア日本新、〇印は全日本高校新を示す。

(写真・レポート=愛知県パワーリフティング協会理事長 尾田秀男)
[中部日本女子、愛知県高校選手権優勝者]

[中部日本女子、愛知県高校選手権優勝者]

■第16回神奈川県パワーリフティング選手権大会
58年10月30日 於・県立神之木台青少年会館

[註]○印は日本新,☆印はジュニア新を示す。なお,オープン参加の女子52kg級・白坂典子選手(東京)はスクワット135kg,ベンチプレス61kg,デッドリフト152.5kg,トータル347.5kgのいずれも日本新をマーク。また,オープン参加の男子75kg級・足立久和選手(東京)もベンチプレス142.5kgのジュニア新を出した。

[註]○印は日本新,☆印はジュニア新を示す。なお,オープン参加の女子52kg級・白坂典子選手(東京)はスクワット135kg,ベンチプレス61kg,デッドリフト152.5kg,トータル347.5kgのいずれも日本新をマーク。また,オープン参加の男子75kg級・足立久和選手(東京)もベンチプレス142.5kgのジュニア新を出した。

(神奈川県パワーリフティング協会理事長・江坂昭作)
月刊ボディビルディング1984年1月号

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