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ニュース 1984年11月号②

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月刊ボディビルディング1984年11月号
掲載日:2021.04.08

■菊地郁男選手、2年連続優勝――第10回ミスター岩手コンテスト

第10回ミスター岩手ボディビル・コンテストは、盛岡市内の中三デパート五階イベント広場で16人のエントリー選手によって盛大に行われた。五階から六階へとふきぬけになった会場は、500人を越す観客で満員となった。なお、この日のゲスト・ポーザーには、仙台からミス健康美東北代表の中村幸子選手、青森から小向一雄選手、地元から小原誠選手を招いてコンテストを一層盛り上げた。〔写真下〕

審査の結果、優勝は昨年につづいて菊地郁男選手が二連勝。以下、2位・北条保見選手、3位・阿部光志選手、4位・田中淳選手、5位・高橋典男選手、6位・石沢正明選手がそれぞれ選ばれた。
(写真・レポート=古館和男)
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■第2回美浦近隣パワーリフティング選手権大会
9月24日中央競馬会美浦トレセン厚生会館

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(記録=大会実行委員長・大門芳博)

■岡田晃選手2年連続優勝――第11回ミスター群馬コンテスト

群馬県内の8ジムから31名の選手が出場し、ゲストに石井直方選手を迎えて8月5日、太田平安閣において第11回ミスター群馬コンデストが行われた。その結果、ミスター群馬には昨年に引きつづき岡田晃選手が選ばれた。

なお、残念ながらミスのコンテストは今年も開催することができなかったが、ゲストの石井選手の素晴らしいポージングと、数名の女性ビルダーの華麗なポージングの披露に大会は大いに盛りあがった。5位以内の入賞者は次のとおり。〔写真下〕
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(写真・レポート=関塚孝行)
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☆第3回全日本ジュニア・パワーリフティング選手権大会☆
最優秀選手に白坂典子選手

第3回全日本ジュニア・パワーリフティング選手権大会は9月23日、男子35名、女子8名の選手が参加して神奈川県相模原市ミハタ総合スポーツセンターで行われた。

今大会は参加人員の面でも、記録の面でも少し物足りなかったが、そんな中にあって、女子60kg級の白坂典子選手がスクワット140kg、ベンチプレス70kg、トータル340kgの3つのジュニア日本新を樹立して優勝。最優秀選手に選ばれたのが光っていた。

男子の部は、56kg級の坂口選手がトータル440kgと、2位以下を大きく引きはなして独走。60kg級は高校生の家久選手が3種目に安定した力を見せて優勝。75kg級は埼玉大学の平出選手がトータル562.5kgで終ったあと、国士館大学の目黒選手が得意のデッドリフトで激しく追い込んだが及ばず、12.5kg差で2位となった。

82.5kg級はトータル515kgで森選手、82.5kg超級はトータル520kgで大川選手が優勝したが、重量級にしては記録的に物足りなかった。

82.5kg超級の優勝候補とみられていた秋田の伊藤和弘選手は、スクワットの第1試技290kg、第2、第3試技295kgを惜しいところでいずれも失敗し、失格となったが、将来、日本の重量級選手として大いに楽しみな選手である。

女子は出場選手も8名と少なく、競技経験も浅い選手が多い中で、52kg級の渡辺選手、60kg級の白坂選手は全日本大会出場の実績もあり、記録も突出していた。
〔開会式〕

〔開会式〕

〔女子60kg級優勝・最優秀選手・白坂典子選手〕

〔女子60kg級優勝・最優秀選手・白坂典子選手〕

〔男子75kg級優勝・平出健一選手〕

〔男子75kg級優勝・平出健一選手〕

〔女子52kg級優勝・渡辺通子選手〕

〔女子52kg級優勝・渡辺通子選手〕

〔男子56kg級優勝・坂口忠生選手〕

〔男子56kg級優勝・坂口忠生選手〕

■各クラス上位入賞者の成績

〔註〕◎印はジュニア日本新記録。

〔註〕◎印はジュニア日本新記録。

月刊ボディビルディング1984年11月号

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