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1984年日本ボディビル実業団第19回ミスター 第7回ミス、第3回ペア・ボディコンテスト
青年の部 高西文利、壮年の部 松原博、ミスの部 須藤ゆき 悲願達成
ペアの部は岡本正信・久子ペア、団体はサンプレイが連続優勝

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月刊ボディビルディング1984年10月号
掲載日:2021.03.29
 日本ボディビル実業団主催によるミスター、ミス、ペア・ボディコンテストが9月2日、東京・有楽町の読売ホールに超満員の観衆を集めて華々しく開催された。

 先ず青年の部では、ボディビルダーとして抜群の素質を持ちながら、昭和54年の全日本学生で優勝して以来、数々のコンテストで常に上位には入賞するが、もう一歩のところで栄冠に手の届かなかった高西文利選手が、ぐっとしぼり込んで切れのよいカットを出し、遂に悲願の優勝をなし遂げた。2位には、体型、筋肉のつき具合とも高西選手にウリ二つの新井弘道選手、3位には、最近ますます上半身に迫力が増したベテラン岡本選手が入った。

 壮年の部は、今年35才になったばかりの松原、押方の関西勢2人と、東京の川上による優勝争いが注目されたが、押方選手が調整不充分でまず脱落。共に強烈にアピールするところはないが、どこといって欠点のない松原、川上両選手の接戦となり、結局、僅差で松原に軍配があがった。

 ミスの部では、シェイプ・アップされた体をよく太陽に焼いた須藤、島田、遠藤の3選手に、プロポーション抜群の田吹の4選手が一線に並んで健康美の女王の座を競ったが、須藤選手が頭ひとつリードして、ミス東京に次いで、遂に念願のビッグ・コンテストを制覇した。

 ペアの部ではキャリア充分の岡本正信・久子夫妻ペアが、息のピッタリ合った華麗で力強いポージングを見せ、あぶなげなく優勝した。

 各部門の成績は次のとおり、
左から壮年の部優勝・松原、ミスの部優勝・須藤、青年の部優勝・高西

左から壮年の部優勝・松原、ミスの部優勝・須藤、青年の部優勝・高西

石原慎太郎最高顧問の挨拶

石原慎太郎最高顧問の挨拶

選手宣誓・鈴木正之選手

選手宣誓・鈴木正之選手

青年の部優勝・高西文利選手

青年の部優勝・高西文利選手

青年の部2位・新井弘道選手

青年の部2位・新井弘道選手

青年の部3位・岡本正信選手

青年の部3位・岡本正信選手

青年の部4位・関口敏夫選手

青年の部4位・関口敏夫選手

青年の部5位・鶴田和一選手

青年の部5位・鶴田和一選手

青年の部6位・田崎二郎選手

青年の部6位・田崎二郎選手

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壮年の部優勝・松原 博選手

壮年の部優勝・松原 博選手

壮年の部2位・川上昭雄選手

壮年の部2位・川上昭雄選手

壮年の部3位・押方兼二選手

壮年の部3位・押方兼二選手

壮年の部4位・山崎義夫選手

壮年の部4位・山崎義夫選手

壮年の部5位・井原 茂選手

壮年の部5位・井原 茂選手

壮年の部6位・梅村輝雄選手

壮年の部6位・梅村輝雄選手

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ミスの部優勝・須藤ゆき選手

ミスの部優勝・須藤ゆき選手

ミスの部2位・田吹美智代選手

ミスの部2位・田吹美智代選手

ミスの部3位・島田成子選手

ミスの部3位・島田成子選手

ミスの部4位・遠藤文恵選手

ミスの部4位・遠藤文恵選手

ミスの部5位・斉藤玉恵選手

ミスの部5位・斉藤玉恵選手

ミスの部6位・岡本久子選手

ミスの部6位・岡本久子選手

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ペアの表彰

ペアの表彰

ペアの優勝★岡本正信・岡本久子ペア

ペアの優勝★岡本正信・岡本久子ペア

ペアの部2位★関口敏夫・中田純子ペア

ペアの部2位★関口敏夫・中田純子ペア

ペアの部3位★塚本猛義・鹿島由美ペア

ペアの部3位★塚本猛義・鹿島由美ペア

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月刊ボディビルディング1984年10月号

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