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筋トレ小説「我が友、スミス」発売&芥川龍之介賞にノミネート。筋肉の波が文芸界に波及

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掲載日:2021.12.17
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ボディビルと価値観をテーマにした石田夏穂・著「我が友、 スミス」が 第166回芥川龍之介賞にノミネートされた。

以下、株式会社集英社プレスリリースより引用。
【「我が友、スミス」あらすじ】
U野は筋トレに励む会社員。Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、O島からNジムへの勧誘を受け、ボディ・ビル大会への出場を勧められる。「うちで鍛えたら、別の生き物になるよ」。O島の言葉に魅力を感じ、本格的に身体を鍛え始めるU野。しかし、筋トレと食事管理だけでなく、脱毛やボディ・タンニングをしたり、慣れない12cmのハイヒールを履いたりせねばならないことに戸惑いを覚える。
鍛錬の甲斐あって身体は引き締まっていくが、職場では彼氏ができてダイエットをしていると思われ、母からは「ムキムキにならないでよ」と心無い言葉をかけられる。モヤモヤした思いを解消できないまま迎えた大会当日。彼女が決勝の舞台で取った行動とは?
世の価値観にハマらないラストに、確かな希望を感じる物語。
「我が友、 スミス」は、2022年1月19日(水)に集英社から単行本として発売が決まっている。