炎症を起こす食べ物5選
掲載日:2022.03.29
フィジークオンラインをご覧の皆様、三橋忠です。(加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院院長、ファイン・ラボフィットパーソナルトレーナー・横浜医療専門学校非常勤講師)
今回のテーマは炎症を起こす食べ物5選です。
今回のテーマは炎症を起こす食べ物5選です。
まず怪我をした時の炎症とは、発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害の「炎症の五大徴候」を示す病変を指します。そして炎症は大きく2つに分けられます。
①急性炎症
外傷などの物理的刺激や、虫さされなどの刺激による急性炎症で、炎症の五大徴候が起きます。
②慢性炎症
本来一過性で治まるはずの炎症反応が低レベルではあるものの、長期間持続して慢性化した状態を指します。
近年、生活習慣病やがんなどを引き起こす要因として、慢性炎症が注目されています。
って言うと、食べ物でそこまで炎症するのか!と怖がらせてしまいますが、怪我の治りが遅い人や、どうして怪我をしたのか分からないけど関節が痛む人は、食べ物による炎症が原因で、諸々の回復を遅らせてる可能性があります。
今回は体内の治癒バランスを崩して、炎症を起こす食べ物を5つ紹介します。
①急性炎症
外傷などの物理的刺激や、虫さされなどの刺激による急性炎症で、炎症の五大徴候が起きます。
②慢性炎症
本来一過性で治まるはずの炎症反応が低レベルではあるものの、長期間持続して慢性化した状態を指します。
近年、生活習慣病やがんなどを引き起こす要因として、慢性炎症が注目されています。
って言うと、食べ物でそこまで炎症するのか!と怖がらせてしまいますが、怪我の治りが遅い人や、どうして怪我をしたのか分からないけど関節が痛む人は、食べ物による炎症が原因で、諸々の回復を遅らせてる可能性があります。
今回は体内の治癒バランスを崩して、炎症を起こす食べ物を5つ紹介します。
①オメガ6系の油
まず油の種類ですが、常温で固まらない油を不飽和脂肪酸と言い、大きく3つに分類されます。
①オメガ9(オレイン酸)オリーブオイル
②オメガ6(リノール酸)サラダ油、ごま油
③オメガ3(リノレン酸)エゴマ油、亜麻仁油、青魚のEPA、DHA
食品に含まれるオメガ6は、サラダ油、ごま油以外には、主に加工食品に入っており、お菓子、ケーキ、商品の裏側に「植物油脂」って書いてある物はオメガ6になり、他の油と比べて大量生産しやすいです。
オメガ6は、体内のアラキドン酸カスケードという炎症を助長する代謝経路を推し進めます。
普段の食事ではオメガ6が多くなってしまいがちです。
逆にオメガ3は抗炎症作用があるので、オメガ3が含まれてる食品を意識的に摂って、オメガ6は減らすようにして、油の体内バランスを取るようにしてください。
①オメガ9(オレイン酸)オリーブオイル
②オメガ6(リノール酸)サラダ油、ごま油
③オメガ3(リノレン酸)エゴマ油、亜麻仁油、青魚のEPA、DHA
食品に含まれるオメガ6は、サラダ油、ごま油以外には、主に加工食品に入っており、お菓子、ケーキ、商品の裏側に「植物油脂」って書いてある物はオメガ6になり、他の油と比べて大量生産しやすいです。
オメガ6は、体内のアラキドン酸カスケードという炎症を助長する代謝経路を推し進めます。
普段の食事ではオメガ6が多くなってしまいがちです。
逆にオメガ3は抗炎症作用があるので、オメガ3が含まれてる食品を意識的に摂って、オメガ6は減らすようにして、油の体内バランスを取るようにしてください。
②加工菓子系食品
加工菓子系食品とは、包装された焼き菓子やスナック、炭酸飲料や甘いシリアル、食品添加物の入った調理済み食品、高度に加工された食品を言い、これらは多くの場合、大量の砂糖や脂肪、塩分が含まれているものの、ビタミン類や食物繊維は不足しています。
トランス脂肪を多く含む加工菓子系食品は、動脈内にある内皮細胞に炎症や損傷を引き起こします。
トランス脂肪を多く含む加工菓子系食品は、動脈内にある内皮細胞に炎症や損傷を引き起こします。
③アルコール
アルコール度数の高いお酒は喉を乾燥させ、喉の粘膜を傷つけます。粘膜に傷がつくと免疫力は低下します。
アルコールがマクロファージ(病原体を食べてくれる食細胞)に直接働いて混乱させ、機能を低下させたり、働きを抑制させると考えられています。特にだらだらと長い時間お酒を飲むほどその作用は大きくなる傾向が強いと言われています。
自然免疫の段階でマクロファージなどの働きがアルコールによって抑制されてしまうと、スパイ役の樹状細胞の働きが鈍ると言われています。またT細胞やB細胞をはじめとするリンパ球に対し、アルコールが何らかの悪影響を及ぼすという動物実験のデータもあります。
アルコールがマクロファージ(病原体を食べてくれる食細胞)に直接働いて混乱させ、機能を低下させたり、働きを抑制させると考えられています。特にだらだらと長い時間お酒を飲むほどその作用は大きくなる傾向が強いと言われています。
自然免疫の段階でマクロファージなどの働きがアルコールによって抑制されてしまうと、スパイ役の樹状細胞の働きが鈍ると言われています。またT細胞やB細胞をはじめとするリンパ球に対し、アルコールが何らかの悪影響を及ぼすという動物実験のデータもあります。
④果糖ブドウ糖
果糖ブドウ糖液は吸収が早い糖分なので、膵臓からインスリンというホルモンがドカーンと出ます。
果糖ブドウ糖液のような単糖類を頻繁に摂取し血糖値がずっと高いままだと、膵臓のインスリン抵抗性、糖尿病、肥満などの慢性炎症に繋がってしまいます。
また高糖質食や運動不足は悪玉コレステロールを増やすことになります。悪玉コレステロールが増えると善玉コレステロールが減り、血管に炎症が起こってしまいます。
果糖ブドウ糖液のような単糖類を頻繁に摂取し血糖値がずっと高いままだと、膵臓のインスリン抵抗性、糖尿病、肥満などの慢性炎症に繋がってしまいます。
また高糖質食や運動不足は悪玉コレステロールを増やすことになります。悪玉コレステロールが増えると善玉コレステロールが減り、血管に炎症が起こってしまいます。
⑤加工肉
ハム、ベーコン、ソーセージ、ひき肉などの加工肉を食べ過ぎると大腸癌のリスクが高まると言われてます。
加工肉に含まれる防腐剤、亜硝酸塩などの化学物質が腸の細胞にダメージを与えて炎症を起こすと言われてます。
慢性炎症については、最近では腸内フローラの乱れや、それに伴うリポ多糖などの菌体成分の体内への移行が関与する可能性があると言われてますので、腸内環境が大事です。
加工肉は保存もでき、安価で手に入りやすいので食べ過ぎには気をつけてください。
加工肉に含まれる防腐剤、亜硝酸塩などの化学物質が腸の細胞にダメージを与えて炎症を起こすと言われてます。
慢性炎症については、最近では腸内フローラの乱れや、それに伴うリポ多糖などの菌体成分の体内への移行が関与する可能性があると言われてますので、腸内環境が大事です。
加工肉は保存もでき、安価で手に入りやすいので食べ過ぎには気をつけてください。
まとめ
炎症を起こす食べ物5選、いかがでしたか。
今回あげた食品が好きな人には、食べるのを控えるよう勧めるのは少々酷ですが、怪我の回復が遅くなるので、疲労が取れにくい人は、まずは食べない、飲まない1週間を試してみる必要があります。
「じゃあ炎症抑える食品を教えてくれよ」と言う方が多いのですが、体質は改善の近道は、増やすのではなく減らす事です。(出た名言)汚さなければクリーンスタッフは必要ないんですよ!
それを踏まえた上で、次回は炎症を抑える食べ物や、サプリメントを紹介していきます。
今回あげた食品が好きな人には、食べるのを控えるよう勧めるのは少々酷ですが、怪我の回復が遅くなるので、疲労が取れにくい人は、まずは食べない、飲まない1週間を試してみる必要があります。
「じゃあ炎症抑える食品を教えてくれよ」と言う方が多いのですが、体質は改善の近道は、増やすのではなく減らす事です。(出た名言)汚さなければクリーンスタッフは必要ないんですよ!
それを踏まえた上で、次回は炎症を抑える食べ物や、サプリメントを紹介していきます。
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三橋 忠
加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院 代表
ファイン・ラボフィット パーソナルトレーナー
大手スポーツクラブのチーフトレーナー・責任者を経験した後、パーソナルトレーニングスタジオ店長として4年間勤務し、整形外科・接骨院でもキャリアを積み、2011年に加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院を開業。パーソナルトレーニングで年間3500 セッションの指導を行う。
<資格>
・厚生労働大臣認定柔道整復師
・加圧スペシャルインストラクター
・米国認定ストレングス&コンディショントレーナー(NESTA-PFT)
・キネシオテーピングトレーナー
<競技実績>
2008年ボディビルMr茨城 準優勝
2008年ボディビルMr茨城70kg以下級 準優勝
2009年ボディビルMr茨城70kg以下級 優勝