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ビキニアスリート サンキンサチ選手が解説する "アメリカNPCコンテスト" のルールとは?

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掲載日:2015.06.05


今回は、SACRAMENTO CHAMPIONSHIP (National Qualifier)に出場しました。今まで以上のとても大きな大会で、ビキニだけでも200名以上ものエントリーがあり2日間にわたり開催されました。

22年間も行われていてとても歴史のある大会です。プロの大会も同時に行われ、優勝すればオリンピアに出場できるとあって本当に多くの選手たちが集まりました。今回のヘッドジャッジはオリンピアのヘッドジャッジも務めるSandyWilliamson。IFBBビキニのジャッジのトップです。

彼女に評価してもらい、アドバイスをもらおうとアメリカ全土からプロを目指すNPCの中のトップレベルの女子達がたくさん集まりました。ですので、初出場の女の子は敬遠するほどの有名な大会でクオリティーの高い女の子だらけで、ハードルの高さを感じました。

NPCの中にも大小さまざまな大会がありますが、トップレベルの女の子達は、ヘッドジャッジが誰かと言う所を重要視します。Tamer El GuindyもそうですがSandy等のトップレベルのヘッドジャッジはアドバイスもきちんとしてくれます。髪型やメイク、ビキニの色等ではなく、身体の細かい所やトレーニング方法などを教えてくれます。

セミナーの中でSandyは、「髪型やメイクの事を聞く子がいるけどそんな事を聞かれても答えようがない」と言っているように、身体以外のコメントはほとんどしません。例え優勝したとしてもアドバイスをもらいに行くと、さらにプロに近づくために "身体" のアドバイスをしてくれます。
今回の私の成績
◎ オープン 7位
◎ ノービス 2位
◎ マスター 4位


私の考え(想像)
いつもチェックインを早く済ませるので出番は1番初めか2番目です。そうすると、並ぶ位置は舞台の右。私は右足を前に出すポーズなので右側が身体が良く見える立ち位置です。今回は1クラスの人数がとても多いので、いつもとは違う審査で、アーノルドの時と同じようにはじめに8〜10人ほどが横一列に並んで審査されました。

早めのチェックインができなかったので立ち位置は一番左端になってしまいました。体をジャッジの方に傾けても限界があり、見え方はおそらくアーノルドの時の写真のような角度だったと思います。結果、私の得意とする真正面を見てもらう事が出来ずオープンはファーストコールを得る事が出来ませんでした。

しかし、2回目のノービスは運よく1列に並んだ時に立ち位置が中央になったので、ベストなポーズで挑め2位をいただくことができました。オープンで4位になった女の子がノービスでも4位だったということを考えると、オープンでベストな見せ方が出来ていたならTOP3に入ることができたかもしれません。

今後はどの立ち位置にきても対応できるようなポージングを身に付けないとダメだと感じました。

SANDY WILLIAMSON NPC / IFBB PRO LEAGUE OFFICIAL


最後にSandyからもらったアドバイスです(簡単に要約します)。
★ 肩にもう少し丸みを!
★ お尻を大きくタイトに!
★ インクライントレーニングをしなさい。
★ とにかく美しかった。
ロニー・テッパーが事前にいろいろと私の事を話していてくれていたようでとても話しやすかったです。日本にも4〜5回来られた事があるようでJBBFから招待状をもらって日本の大会にも来られたみたいです。

今回は、今まで以上の身体の出来で挑みましたが、私以上にすばらしいボディの子が多く、上記の様な結果になってしまいました。そしてこれがアメリカのビキニなのだと痛感しました。

アメリカに来て3か月はNPCのアメリカ西部のトップでもあるリンジー主催・Tamerジャッジの大会に2週間おきくらいに出場してきましたが、今回からはもう少し間隔を空けて2か月おきくらいをめどに出場していこうと思っています。

次は12月中旬のリンジー主催の大会またはNYの方のJimManion主催の大会を攻めていこうと考えています。これからも応援よろしくお願いします。


アメリカNPCのルールについて




アメリカNPCのコンテストの仕組みについて簡単に触れておこう

<コンテストのレベル分け>
NPCの中に大きく分けて4つのレベルの大会があります。

ピラミッドの一番下の4番目(NPC Local , Regional , OhterContests)は普通の小さなローカル大会で、日本で言えば地方大会に相当します。

次に3番目はNational Qualifiersが付いた大きな大会で、ここでTOP5に入ると上から2番目のNationalsの大会に出場することでき、TOP3に入ると1番上の大会に出場することが出来ます。

従って、National Qualifiersの大会でTOP5に入れば、アメリカでは " NPCのNationalレベルの選手 " と評され、会話の中でも「私はNPCのNational レベル選手です」と言う事が多いです。

ピラミッドの1番上と2番目のNational Level Contestsですが、ここでTOPに入るとプロカードが与えられますが、大会によって下記の様に規定がさまざまです。

1. NPC Junior USA:オーバーオールの3位まで
2. NPC Junior Nationals:各クラスの優勝者のみ
3. NPC Team Universe:オープンビキニの各クラスの2位まで、マスタークラスの各クラスの優勝者のみ
4. NPC Masters Nationals:各クラスの優勝者のみ
5. NPC USA:オープンビキニの各クラスの2位まで
6. IFBB North American:マスタークラスのオーバーオールの2位まで オープンビキニの各クラスの優勝者のみ
7. NPC Nationals: オープンビキニの各クラス2位まで

日本から参加出来るの?
NPC(National Physique Committee)はIFBB(国際ボディビル連盟)傘下のアメリカ合衆国Nationalsの団体なので、基本的にはアメリカ人のみが所属することができます。しかし、外国人であってもグリーンカードやResident Visaを所有している場合は所属選手として認められ、コンテストに参加することができます。
以下にNPCコンテストに出場できるケースとできないケースをまとめてみました。

① グリーンカード(米国永住権):OK 出場可
② Work Visa (ワークビザ):OK 出場可
③ Spouse/Special Visa(配偶者ビザ):OK 出場可
④ Student Visa(学生ビザ):OK 出場可
⑤ Tourist Visa/visitors from Japan(旅行者): NOT OK 出場不可
NPCコンテストに出場する場合は事前に申込書を提出しなければならなりません。その際、米国在住者はアメリカの住所記入の必要があります。もし、外国人である日本人がNPCのコンテストに出場する場合は、上記①〜⑤のVisaを持っていなければなりません。旅行者や他人の住所での申込は認められませんし、米国居住者についても短期では認められず、4ヵ月以上の居住実績がなければ、NPCに所属することはできません。

詳しくは以下のページをご参照ください。
http://npcnewsonline.com


フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 004 ]

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