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合戸孝二×岡田隆「執念 覚悟に潜む狂気」出版記念イベント #1

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掲載日:2018.02.22
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2018年1月28日、フィットネスショップ水道橋店にて、ボディビルダー合戸孝二氏著「執念 覚悟に潜む狂気」の出版記念イベントが行われ、合戸孝二氏と妻である合戸真理子氏、トレーニングマガジンの企画で二年間に渡ってマッスルハウスジムにて合戸氏よりトレーニング指導を受けてきた岡田隆氏によるトークイベントが開催された。

以下、敬称略にてお送り致します。

--マッスルハウスジムでのトレーニング

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岡田 2回に分けたトレーニングの合間に炎天下の駐車場で日焼けをしながら食事をしました。昼の時間を無駄にしないんです。自分の中で気持ちでは追い込めていると思っていましたが、追い込む事の次元が非常に高いと感じました。色んな雑誌を読んで何を言っているんだと理解に苦しむ事もありましたが、実際追い込まれてみてその意味がよくわかりました。奥様の合戸真理子さんの補助も非常に磨き抜かれていて、本当にストレスがなくキツいところだけスッと通過させてくれるので、挙げる事にだけ徹底して集中できます。

合戸 ちゃんと補助できるようになるまでは練習してもらったけど、今は自分の呼吸がすべてわかるので本当にストレスがない。

--何か辛いことはありますか。

真理子 辛いことばかりです笑 サラリーマンと結婚しようと思っていたのに、こうなってしまった。仕事としてやっています。今はトレーニングの時間は午前中だけで昔に比べれば減りましたが、毎日ずっと一日中ジムで何かしらやっている時もありました。

--合戸氏のトレーニングDVDを見ながら

リモコンを持つのは司会を務めたトレーニングマガジン編集長の森永祐子氏

リモコンを持つのは司会を務めたトレーニングマガジン編集長の森永祐子氏

岡田 デッドリフトを背中のトレーニングとして入れていて、腰から上の筋肉のみをムチのようにしならせながら筋肉に負荷をかける。一般的な教本だと怪我をしやすいフォームと書かれていますが、ベルトを重ねて巻くことで動かすべきでないところはしっかりと固定することが大事です。上背部の厚みが欲しい人は特に参考になると思います。
合戸 昔は革のベルトを使っていたんだけど、ベルトが食い込んで肋骨が折れちゃった。痛かった。

岡田 指導を受けてわかったことがあって、私は普段は一つ一つの筋肉を個別に盛り付けていくようなやり方をしているのですが、ここでのトレーニングは全身が強くないといけない。デッドリフトでは大臀筋が先に限界が来て頭打ちになってしまいました。全身が強くないと合戸さんのトレーニングは遂行できないんです。そういった意味でアスリートのトレーニングに通ずるものがある気がします。

--特注のUバーを使ったスミスマシンによるベンチプレスに関して

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岡田 通常のバーよりも強くストレッチがかけられ、非常に刺激が入ります。さらにカマボコ型のパッドをベンチと身体の間に置くことで肩甲骨がベンチに付かず、前鋸筋や小胸筋で固定しないと押し出せない。当然、普通のベンチより重量は上がらなくなりますが、厚みがつきます。また、真理子さんによる補助はボトムでの押しが強く、伸長領域で強い筋収縮を作り出しています。

真理子 補助する側もベルトやリストストラップをつけることがあります。

岡田 私は合戸さんに押してもらいましたが、力を出し切っていないのがバレるんです。本当にフルパワーのエクセントリック収縮でないといけない。これは肥大しないわけがない。科学的にも最後の伸び切ったところで力を出すことが筋肥大の刺激だということが分かっているので理に適っています。しかし、ケガと隣り合わせでもあります。最初やったとき、筋肉が切れると思いました。

合戸 俺も最初は切れると思ったけどギリで大丈夫だった。結果的にそれでケガはしてない。

真理子 いいね!いいね!て言ってた。
 
合戸 最初押されたときに、上腕二頭筋の腱が引っ張られて切れそうな感覚と痛みが走る。でもそれを言うと手加減されるから言わないで、切れたら切れたって言おうと思って。やってくうちに慣れちゃった。
 
真理子 一気にグって押すよりは、ジワッと徐々に押すようにしています。

岡田 実際、遅いほうが切れにくいですしね。やっていくとだんだん慣れてきて、できるようになって来る感覚もありました。最初は肩の前部が非常に張るのですが、だんだんと耐えられるようになってきます。

--マシンに関して

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レッグエクステンションではパッドに当たるスネが痛くて耐えられないため、格闘技用のレガース(すね当て)をつけて行っている。このレガースの装着は神事に向かうための儀式のように非常に厳かに行われるとのこと。
※DVD撮影当時の話で、現在はマシンにパッドがついているためレガースは装着していない。
大腿四頭筋のカットの深さに会場がどよめく

大腿四頭筋のカットの深さに会場がどよめく

岡田 このレッグエクステンションの音はもう聞きたくないです。
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合戸 レバレッジマシンでスクワットをやっていて、240Kgまでは大丈夫だったんだけど245Kgで腹筋の上部が肉離れしてしまって激痛が走った。そこで、対策としてベルトを上部に巻くようにした。怪我したから辞めてしまうのではなくて、次は怪我を起こさないようにどうするかを試行錯誤しながら研究していく。重量を追い求めると怪我はつきもの。どういう器具をどういう使い方をするかが大事。本にも書いたけど、そもそもトレーニングが好きで自分の体が変わってくることが楽しい。次が待ち遠しいくらいなので苦痛とは考えていない。

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真理子 私は苦痛でした笑 主人は胸を鍛えるのが特に好きみたいで、胸のトレーニングが終わった直後に次の胸のトレーニングを楽しみにしていました。

--停滞期はどう超えた?

合戸 停滞期はなかった。常に重量を追い求めているから、特に停滞することはない。

岡田 必死にやっているつもりでも、パンプをさせることだけで満足してしまう。毎回重量を扱うのは本当に大変だと思います。私みたいな凡人だと、色んな考え方を取り入れて日々刺激を変えてやってみています。

合戸 要は重さは必ず何処かで限界が来る。永遠に重さを扱えていたら今頃500㎏位を扱っている。でもそれは無理。例えばベンチプレスにしても一定の重量から伸びないのであれば何とか工夫をしてみる。背中にパッドを入れてみたり、Uバーを使ってみたり。そうすれば同じ重さでも負荷が強くなる。

真理子 たまに、「いいことをひらめいた」と言い出すことがあります。
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