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食事の摂り方で体脂肪を燃焼させる<食事の回数を増やす&夜食に炭水化物を摂るべき?>

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掲載日:2016.06.03

 

食事の回数を増やす


食事の回数をより多く、1800カロリーを5回か6回に分けた方が、脂肪として蓄えられる確率は少なくなります。脂肪が減っていなくても、5〜6 回の食事計画や低糖ダイエット、適度なカロリー摂取を続けているなら、脂肪の蓄積防止が起こります。

もし私があなたに、脂肪の蓄積を一生防ぐ薬をあげたとしたら、あなたのすべきことは、今ついている脂肪を燃やすことだけです。そうすれば、あなたは“ドリームボディー”を手に入れることができるでしょう。

ほとんどの人の体では、常に脂肪が少しずつですが蓄積され、少しずつですが燃焼しています。そこであなたのすることは、ほんの少しカロリーをカットし、総カロリー摂取量を5〜6回の食事に分けることにより、脂肪の蓄積を防ぎ、燃焼を開始するよう食事をセットすることなのです。

私はこちらで、インスリン分泌と、その脂肪の蓄積における役割についてお話ししました。あなたのカロリーの必要量の範囲以内で食事を5〜6回に分けることで、一回の食事で、摂取される炭水化物量をコントロールすることにより、インスリンの値をコントロールできるのです。

では、さきほどの1500カロリーの食事プラン(タンパク質100g、炭水化物218g)を、一日6回の食事に分けてみましょう。すると、このようになります。
 
食事1:タンパク質16.6g/炭水化物36.3g
食事2:タンパク質16.6g/炭水化物36.3g
食事3:タンパク質16.6g/炭水化物36.3g
食事4:タンパク質16.6g/炭水化物36g
食事5:タンパク質16.6g/炭水化物36.3g
食事6:タンパク質16.6g/炭水化物36.3g

16.6gのタンパク質と36.3gの炭水化物の例
タンパク質(約66.4カロリー)
納豆 約100g
マグロ(赤身)約65g
めかじき 約87g
牛もも肉(赤身)約80g
牛ランプ(赤身)約83g
鶏の胸肉(皮なし)約65g
ササミ 約65g
卵白 約152g

炭水化物187g、タンパク質137gの食事例
≪食事1≫
御飯85g
目玉焼き2個(白身のみ食べる)
納豆50g
とうふ(絹ごし)40g

≪食事2≫
御飯85g
鶏の胸肉65g
生野菜

≪食事3≫
食パン1枚(8枚切り)
ノンオイルツナ1缶80g
生野菜

≪食事4≫
御飯85g
めかじき87g
ひじき、おひたし、味噌汁

≪食事5≫
じゃがいも(蒸し)170g
ステーキ(もも)80g
温野菜

≪食事6≫
御飯85g
マグロ(赤身) 65 g
味噌汁、もずく
 

夜食に炭水化物を摂るべきか、摂らないべきか?


ボディビルダーは、地球上で最も脂肪が少ない人々だと言えるでしょう。1オンス(約28g)でも余分な脂肪を削ろうとして、彼らはしばしば夜遅く食べることをやめます。

特に、一日のうち時間が遅くなるにつれ、炭水化物の摂取を減らす人が多いようです。より多くの脂肪が燃えるだろうと見込んでのことです。

次のようなことを今まででに何度も聞きました。

“脂肪を減らしたければ、夕方4時以降は炭水化物を摂らないようにしろ”また、ある者は6時だといい、3時だというのも聞いたことがあります。多分あなたも、誰かが同じようなことを言っているのを聞いたことがあると思います。

一日のうち遅い時間に炭水化物を減らすことは減量の助けになるかもしれませんが、他にも考慮しなければならない重要な要素があります。

私の経験によれば、夜に炭水化物を、ある特定の状況で食べると、カロリーが脂肪として蓄積されることが分かっています。炭水化物は、体脂肪のレベルを下げようとしている人々にとっては、特に重要な栄養素ではないようです。

しかし、炭水化物は筋肉を動かすための主なエネルギー源です。筋量をつけるためのハードトレーニングにそれは必要ですし、筋肉をつけることが代謝を上げる本当の方法なのです。

あまりにも食べなさすぎると、特にそれが3、4日以上続くと筋肉が消耗してしまうことがあります。しかし一方で、炭水化物は、特に過剰に摂取された場合、脂肪の蓄積を促進する可能性があります。
 
  • 理論と実践で100%成功するダイエット ダイエットは科学だ!
    2008年10月10日第2刷発行
    著者:クリス・アセー卜
    発行者:橋本雄一
    発行所:(株)体育とスポーツ出版社


[ 理論と実践で100%成功するダイエット ダイエットは科学だ! ]

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