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レッスンをパワーアップさせるマスカラマジック/AFAAアンチエクササイズアドバイザー平山千賀

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掲載日:2015.06.05

 
Self-esteem(セルフ・エスティーム)とは
セルフ・エスティームとは一言で表すと自尊心、自分を大切にすること。他者から尊敬や感謝などの評価により自己を認識する段階を経て、次に自分自身で自己評価ができるようになれば自尊心が生まれます。アメリカ留学中にこの言葉と出逢い、心地よい響きに惹かれ、ワクワクしたのを思い出します。以来、私を支えてくれる言葉となっています。自尊心を実践していくことで若返っていく効果は実証されていて、アンチエイジングにもなります。このコーナーでは、自尊心を日常生活で実現されている素敵な方々を男女問わずご紹介していきたいと思います。
今回のゲスト、フィジークな人はChika(チカ)さんこと平山千賀さんです。チカさんは 私が2000年に留学から帰国して、すぐお仕事を頂いたゴールドジム横浜馬車道で出会いました。まだ日本に馴染みのなかったキックボクシングエクササイズのクラスにスタート当初から参加して頂き、現在も引き続き来て頂いているお客様です。 以前、「受け手のプロになるの」と言うチカさんの言葉を聞いて素晴らしいと思いました毎回全力でレッスンに参加して頂いてます。いつもキラキラ輝いていらっしゃるチカさんは きっとセルフエスティームも高いはず。まさに、女性の憧れの女性、です。彼女に、フィジークな人を目指す私達にアドバイスを頂きました。

注)フィジークな人 : 造語、自己の人生を愛し、人生を楽しみ、セルフエスティームの高い人。フィッネスを通し、心と頭と身体を繋ぎ、自己の成長を喜びとしている人。

 

チカさんの若々しさの秘密




私はこのフィットネ業界に長年いますが、他者からどう見られているのを気になさらない女性が意外と多い。とくに40代以降の方に多いように思います。若いときは肌にハリがあるから自然に輝きますが、年齢を重ねるとなかなかそうはいきません。そこをカバーしてくれるのが自尊心。トレーニングで体を鍛えることにより、精神も鍛えられていくことでバランスのいい人物になっていける。その過程で自尊心が育まれていくと思っています。

チカさんは、私の10年来のクライアント様でもあります。年齢を重ねていくにつれてますます女性の魅力が増してきていると感じます。若いときの美しさとはまたちがった、年齢を感じさせない若々しさとでもいいましょうか。若い人が若く見えるのは当たり前ですが、年齢を重ねた人が若く見えるのは当たり前ではない。健康のためのきづかいとか、やりがいのある仕事や趣味を持っていたりして、前向きな生き方をしているからだと思います。若さと若々しさのちがいはそこではないでしょうか。

彼女は凛とした雰囲気も漂わせていますが決して近寄りがたさはなく、サバサバとした性格とあいまってみなさんを惹きつけるオーラを発しています。サービス業をされているせいもあるのでしょうが、とても人を大切にされていますし、かつ自分自身をもとても愛されているからだと思います。だからでしょうね、彼女の周りにも自尊心を実践されている方々が多いように感じます。

では、ここで簡単ですが、チカさんのプロフィールをご紹介します。横浜在住、レストラン・店舗・パーティのプロデュースする他、ビューティーアドバザーの資格も持っておられるので、今回はトレーニングと日常生活というテーマとともに、目力メイクによって自尊心がアップするということもお話していただきたいと思います。そのメイクは実際に私が体験しました。体がキレイだから顔は二の次ではなく、自分の顔をキレイにして愛せば、体も心ももっともっとキレイになるもの。今回はマスカラによる目力メイク。
 

ありのままの自分を愛する




平山千賀です。もしどこかでお会いする機会がありましたら、気軽にチカと呼んでくださいね。私は長年トレーニングに励んでいますが、これまでの経験から古めかしい言葉になるけど、トレーニングを続けるには、まず〝根性〟。苦しいときこそ頑張る。

以前、除村先生が「苦しくなったときに成長ホルモンが出まーす」その一言がピーンときて頭に残っていて、よし苦しいときこそ頑張ろうと思うの。終わった時の達成感はなんとも言えないし。次にタイムマネジメント。忙しくても時間を作りだしてジムへ足を運ぶ。

この二つをしっかり踏まえてやらないと成果を出せないし、維持することもできませんね。いまは月曜がゴールドジムでパーソナルとスタジオMでウエストシェイプ、火曜がスタジオMでキックボクシング、水曜がゴールドジムでパーソナルとズンバという予定を組んでいる。

しかし最近は火曜にできないことが多いけど、どんなに忙しくてもこの3日で週2回はやるように心がけているわ。そうしないと生活サイクルのリズムが狂って体調がおかしくなってしまうの。私もリバウンドして太っていた時期もあったり、思うような体づくりができないときもあったけど、体の調子を聞きながらトレーニングは続けました。

48歳ぐらいから安定してきた感じ。いまは無理がきかずしつこい肉もあるけれど、それもまた私の体だし自分自身といい付き合いをしたいと思っているから。自分を溺愛はできませんが、愛してはいる。(チカさんの足を最初に見たとき、ワーッすごく筋肉質でかっこいいと思いました。それでいて上半身は女性っぽいからよけいに)

ハイヒールを履いたとき足首がキュッと締まっていたり、スカートやショートパンツを身につけたときふくらはぎが筋肉質だったらかっこいいじゃないですか。近頃肉体のオシャレは後ろ姿の、下半身が大切だと思うようになっているけど、やはり全体のバランスがもっとも重要だと思うわ。

以前はアンバランス。上半身のトレーニングが大嫌いで、下半身しからやらなかった。普通は逆なんでしょうけど。脚をやるのが大好きで特にスクワット。

ある日、気づいたの。下半身はバキバキなのに、上半身は華奢なことにね。どうみてもアンバランス、イヤだけど上半身もやろうと。だからバランスのよいトレーニングになるまでに好きなことに偏るというのはよく分かる。

私が脚にこだわる理由は、「老化は脚からくる」ということ。だから下半身を鍛えていればいつまでも健康でいられるし。動けなくなったらおしまいだから。それと犬の介護をしていたときにほんとうに下半身を鍛えていてよかったと、実感。ラブラドールで一番重いときは27キロも。一日に何回も寝返りさせたり、入浴、食事のときなども抱えてあげなければならず大変だったけれど、足腰がしっかりしていたから救われた。

腕を使うのはテコの応用だから、足腰が安定していれば力はそれほど必要としません。これからの高齢化社会において介護は避けて通れない問題。介護されない立場になるためにも、また介護する立場になったとしても体を鍛えておくことで対応できます。

ウォーキングも毎日欠かさない。仕事の後、短くて3キロ、長いときは5キロを自宅まで気分転換も兼ねて歩いて帰る。でも早足かしら。ジワッと少しでも汗をかいてシャワーを浴びて寝るとぐっすりね。しっかり休養をとることもトレーニングを続けていくうえで必要不可欠なことです。

マインドコントロール・トレーニングこれからの時代、ますます健康が重要視されてくると思う。それに関わってくるのがトレーニングではないでしょうか。でもただトレーニングをやればいいというものでもなく、基礎知識をしっかり理解して考えてやらなければ意味のないものとなる。運動、食事、休養というこの三つのバランスを考えてやらないといけない。そうしないと成果も出せず疲れるだけし、人工的なものに頼ってしまい心も体も不健康になるだけでしょ。正しい知識を持ったマインドで自分の心身をコントロールしていかないといけません。

最近とくに強くそう思うのは、トレーニングの直前に食事をする人が結構多いような気がする出来事があったから。一人はハンバーグを食べてきたと言うので、「残念ながらトレーニング直前に食事するという感覚はだめ」とピシッと言ったら、「えっトレーナーから聞いていないもの」と。もう一人は私の店で食事をしていて、これから加圧へ行くという。「どうしてトレーニングする前に食べるの?」と聞いたら、「だってトレーニングの後、食べられないでしょ。だから今食べるの」と。

二人に共通するのはトレーニングする心構えを知らないこと。トレーナーは当たり前のこととして教えなかったのか、それとも説明したけど聞いていなかったのか。いずれにしても自分でも心構えを勉強して臨まないといけない。トレーナーのほうもマシンの使い方だけでなく、このマシンを使うトレーニングの意義、食事のあり方、休養のとり方などを相手に理解させる必要があると思う。それが足りないから途中で挫折する人が多いと思います。ビジネスをやっているから、基礎知識を知らない人が多いならこれはビジネスチャンスになると。

たとえばセミナーや講習会という名称だと堅苦しいイメージだから、食事会として実際に食事しながら食事の中身や摂り方などを説明していきたい。そうするとなんだか楽しい雰囲気になり、理解しやすいと思うの。健全な心構えでトレーニングを行なえば肉体も健全になっていく。私を心身とも健康にしてくれているトレーニングの普及発展のお手伝いを少しでもできればと思っています。
 

レッスンをパワーアップさせるマスカラマジック




さて、今回のもう一つのテーマの目力メイクの話に移りましょうね。

私の仕事は接客業なのでノーメイクで人前に出ることはできません。ジムへ行くのは仕事の途中だったり、帰りだったするのでそのままジムへ。不自然だと思う人もいるでしょうけど、きちんとお化粧しておけば大丈夫。(チカさんがお化粧してトレーニングする光景は違和感ない。しっかり行なっているのにほとんど落ちずスッキリした顔で帰られる。どうして落ちないの、あんな風にお化粧できたらいいなと思っていました)

なぜ落ちないのとよく聞かれるけど、ファンデーションをきちんと整え、眉毛と目をしっかりしていればなんとなく落ちていないように映るの。それと汗のふき方もポイント。たまに落ちたりすることもあるけどね。達成感があるから鏡で顔をみると落ちたメイクも気にならない程、キレイに見えるなと思う。自分を愛してあげる、この気持ちが大切。

では、実際に除村先生にメイクをしたいと思います。時間は10分程度でOKです。(これが私、マスカラひとつだけでこんなに雰囲気が変わってしまうんですね。びっくりしま した)このメイクは私が女性のインストラクターに求めるイメージ。除村先生もそうですが、女性のインストラクターの方ってどちらかといえばボーイッシュな人が多い。眉毛とラインしただけで明るく若く見えるようになるし、可愛さも。これをインパクトメイクと言います。

女性はインストラクターの顔やスタイルのバランスのいい人に憧れ、そんな方に習いたいと思うもの。もっとインパクトをつけるためには、付けまつ毛もいいけど、私はあくまでも自然にこだわりたい。その人が持っているものを活かしていきたい。だからもう一つ手を加えるとしたら、アイシャドウを目の上ではなくくぼみに明るい色をのせると3Dみたいに。

生徒は先生を鏡を通してみるので、先生が構えたときや横を向いたとき、目力があると生徒の気持ちが上がる。レッスン中のパワーは、まず先生が気を出さないと生まれません。マスカラの色は、日本人は瞳が茶色だから黒を選んだほうがよく、アイラインを臨機応変に変えるといい。今日の除村先生の上のウエアはピンクだから、ブラックにしてみました。ブルーのウエアだったら、グリーン系に描いてみるとか。楽しむことも大切。

それと目のメイクではないけど、黄色のペンシルで下唇のエッジ部分に少しラインを入れると笑顔になる。松田聖子さんはこれですごく効果を上げましたね。

あとは髪形も大切ね。こうくるくる巻いてアップさせることで、エレガントな雰囲気を醸し出せる。除村先生は顔の輪郭からして下の段をつくるより、サイドからあげてふんわりとした感じを出したほうが雰囲気がよくなる。スタジオにこういう姿で入り、レッスンが始まったらパッとゴムを解いてやると静から動へ移ったときに一段と盛り上がると思うわ。

もし除村先生にフルメイクするとしたら、毎日汗をかいているので毛穴が開きやすい。まず顔に水分補給のパックをしてからやれば絶対に落ちません。みなさんも一度試してみてください。インストラクターの方も、トータル的なファッションでスタジオを華やかにすることで生徒さんたちのモチベーションアップにもなるし、先生も生徒もお互いにアンチエイジングの効果も増すと思います。
 

新たな自分を再発見




今回はマスカラによるワンメイクだけでしたが、それだけこんなにもちがうということを実感させられました。体育会系の輝きは短いけど、お化粧、髪形、服装でエレガントになることにより輝きは増すことができるし、長くもできる。今日の自分の姿が可愛らしく、いとおしく思え、またさらに自分を愛せるようになりました。

チカさんからアクセサリーについてもアドバイスをいただいた。今日のメイクにはゴールドが似合うと。前からゴールドは身につけたいと思い、買ってはありますがほとんど使わずシルバーが多い。たしかにチカさんのゴールドをお借りして身につけたらシルバーだとさびしく感じました。髪の毛がゴールドだからよけいにそれがいいと。今日は新たな自分を再発見した気持ちです。この気持ちでレッスン指導に取り組んでいきたいと思います。
 
  • 除村 元子(モニカ)Yokemura Motoko
    AFAAマスターコンサルタント
    社会体育学修士

  • 平山 千賀(チカ)Hirayama Chika
    レストラン・店舗・各種パーティープロデュース
    AFAAアンチエクササイズアドバイザー
    ANDビューティーアドバイザー

撮影協力 :
Studio M
045-877-5647
神奈川県横浜市中区山手町135-13
http://chicca-studiom.com
フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 003 ]

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