株式会社SLDS Presents JAPAN STRONGESTMAN2022 決勝大会レポート
朝8時頃。駐車場にて機材を荷下ろし。
組立。
10時、選手集合&ミーティング開始。
協賛品の一部。フィジークオンラインからはストロングマンカラーのスマートシェイクを協賛。
選手用シャツ背面。スポンサー企業が並ぶ。
①ローディングレース for time/75sec
ダックウォーク+パワーステア110kg /セルデスマット×2キャリー/スレッドドラッグ110kg+マット 14m each
無差別級
ダックウォーク+パワーステア150kg /セルデスマット×2キャリー/スレッドドラッグ110kg+マット 14m each
まず110kgを運ぶダックウォーク。
それをタイヤ上に持ち上げ、すぐさまセルデスマット二枚を運んで戻る。
なおゴムマットは一枚だけでも相当に重い上に極めて持ちにくい。
それをスレッドに乗せ、すぐに14m引く。
110㎏のスレッドに高密度ゴムマット二枚は相当に重い
無差別級は150kgになるが続々とこなしていく
種目や路面に合わせて靴や装備を変える戦略も必要となる
グローブでグリップ力を高める工夫。
ハードな第一種目終了。次の種目までの30分しっかりと休む。
②サーカスダンベルプレス for reps/60sec
100kg以下級 55kg
無差別無差別級 76kg
階級に応じた重量のダンベルを、一分間で地面から頭上に挙げた回数を競う。
こちらのダンベルは55㎏。通常のダンベルに比べてグリップ部分がかなり太くできている
無差別級のダンベルは76kg。
各々的確な挙上を決めていく。
右手で上げた後、
左手で上げる。左右交互に行うことで腕の疲労を軽減する戦略。高度なテクニックと筋力、持久力が必要だ
自身が下に潜り込むテクニック。筋力と技術の見事な融合。
③フレームキャリー&デッドリフト for reps/60sec 14m
100kg以下級 250kgキャリー /280kgデッドリフト
無差別級 280kgキャリー /320kgデッドリフト
まず230㎏超を14m運ぶ。
運ぶどころか持ち上がるだけでも凄い。
運んだらプレートが追加され、そこからデッドを行う
早く着くほどデッドのための時間が稼げる
230㎏超をキャリーした後でデッドの回数を競うのは熾烈を極める
無差別級は280kgデッド。
3種目目終了後の休憩時間。
30分を挟み最後の競技へ。
④アトラスストーン フェイスオフ
無差別級 150kg(SL20inch)
※3人だった場合for reps/60sec
1.1mオーバーバー
110㎏の球体を1.1mの高さまで持ち上げ、60秒でバーを越した回数を競う。球体には強い粘着力を持つ松ヤ二が吹き付けられ、腕にはダクトテープが巻かれる。
偶数であれば対面で行い、勝敗でポイントをつける。10秒以内に返せなければ失敗となる
かなりの長時間応酬が続くこともある。今大会唯一の対人種目でありメンタル面の要素も含まれる種目。
いかに効率よく持ち上げて返球するかが重要
松ヤ二の粘着力が凄まじい
カテゴリーの選手が3名の場合は一人で1分間行い、回数で順位をつける。。対面も一人もそれぞれ違った辛さと戦略がある
身体を横に反らせてバーを越すのも戦略の一つだ
ラリーが長引くほど体力の消耗が激しくなる
早い段階で返球するのも、時間ギリギリまで返球するのも戦略。
無差別級で使用するアトラスストーンは150㎏。
持ち上がるだけでも十分に凄い
先ほどまで対戦していた両名。かなりの長時間に及ぶ白熱したラリーを繰り広げた。何を話していたのだろうか
やさしい。水分補給は大事だ
第4種目終了。30分を挟んで最後の種目へ。
⑤バッグスロー for time/60sec
無差別級 14/16/18/20kg
4.5m オーバーバー
砂の入ったバッグを次々と投げていく。
瞬発力が必要な種目だ
力を発揮する方向をコントロールする技術も必要になる
見届けたらすぐさま次へ。1分内であれば何回でも投げられる
表彰
1位 永田 尋信(ナガタヒロノブ)
2位 井上 翔(イノウエショウ)
3位 高村 洋介(タカムラヨウスケ)
1位 秋山 直也(アキヤマナオヤ)
2位 五ノ井 武(ゴノイタケシ)
3位 塩崎 知道(シオザキナオミチ)
4位 高本 樹(タカモトタツキ)
1位 大島 司(オオシマツカサ)
2位 大吉 陵介(オオヨシリョウスケ)
3位 中村 一希(ナカムラカズキ)
4位 羽田 祐眞(ハタユウマ)
5位 疋田 和哲(ヒキタカズノリ)
各階級優勝者
取材・文 せきぐち