PROTEIN JAPAN (プロテインジャパン)2023取材レポート #2

ゴールドジム


メガロスとUCCがコラボしたプロテインコーヒー。

製品自体はブラックだが牛乳とも合いそう

フィッシュプロテイン。すなわちカマボコ

嚙むプロテイン

筋肉カステラ。ブースにいたシェフの方があまりにもデカく屈強だった

通常のカステラよりもかなり弾力がある

よりカリカリしているほう。

30回以上噛まねばならない公式ルール。ルールは絶対だ

ソイプロテインを使用した抹茶ピュア。

同じくコーヒーピュア。抹茶やコーヒー系の濃い味はソイ感をうまくマスキングしやすい気がする

エンドウ豆製品。

一口にエンドウ豆の粉末と言ってもいろいろな種類に分かれる。

エンドウ豆もここまで細分化されるとは思っていなかっただろう

ビール粕やパンプキンシードからつくるプロテイン

アーモンドやローストピーナッツから作るプロテイン

タンパク質入りおはぎと羊羹

サツマイモ風味のおはぎ。完全に和菓子の美味しさ

こしあんの羊羹。これらはまだ開発途中で販売はされていないとのこと。

柿の種で有名な亀田製菓。

大豆製品が並ぶ。大手製菓会社も参入してきている

マッスルチャーハン。糖質オフよりも高たんぱくを狙う。

クリケット(コオロギ)プロテインバー。

クリケットプロテイン。昆虫食も賑わってきているように思う。巷ではカプセルに入った昆虫食ガチャというものもある

プロテインラムネ

ちゃんとラムネ

そのまま食べてもいいが、水に溶かして飲んでもよいとのこと

プロテインマイスター。多様化するプロテインの専門家を養成する。

創業100年以上続く岐阜米穀株式会社。プラントベースの代替肉。味や所感など完全に肉そのものであった。

穀物由来の食物繊維を日本の食卓に普及することをミッションとし、普段捨てられてしまうが高い栄養がある穀物の皮を如何にして食べるか追及し続けている

2023年8月に開催されたスポルテックにも出展されていた。

株式会社トーフミート

豆腐ミートで作ったケーキが並ぶ

ケーキ。味も食感も完全にケーキ。

ティラミス。豆腐の味も面影もは完全になく、個人的には会場でこれが最も衝撃的だった。

上記のケーキの元となる、味がついていない豆腐の加工品。いかに大豆の味をさせないかを重視して製造開発しているとのこと。

味も栄養価も高い評価を受けている。

高タンパク低脂質のジェラート。

もちろん美味しい。

パンフレットのイラストとブースにいた代表は見事に一致していた。

豆腐干。 豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させたものを指す。

切り干し大根に近い食感。豆腐干自体にほぼ味がないので応用の幅が広そう。

株式会社南山園による各種お茶の粉末の展示。プロテインメーカーとも多く取引があり、もしかするとお手元の抹茶味のプロテインもこれらが使われているかもしれない。

「金の抹茶」はプロテインに抹茶粉末を加える発想。

代表の方にお話を伺ったところ、金の抹茶だけでなく抹茶味のプロテインは乾燥茶葉そのものが入っているため茶葉の栄養素がそのまま摂れるとのこと。初耳。

大豆たんぱくと米デンプンからできているクリスプ。

ビンに入っていると駄菓子感がある

サクサクしている。特に味はない

チョコ菓子の中に入れたりなどで食感と栄養価をプラスできる

クロレラを原料とした睡眠改善サプリ。東大発のベンチャー企業が開発。

藻の研究から生まれた。エビデンス重視とのこと。サプリにおいてエビデンスは大事だ。

睡眠だけでなく認知症の予防、医薬品レベルの抗うつ作用があるとのこと。自律神経が整う感じだろうか。

木製の器具。「足、疲れてませんか」の言葉に立ち止まった。

アーチにフィット。シンプルな形状がやたらと気持ちいい。

どら焼きのような円盤状の器具。

イメージと全く違う不思議な揺れ方をする。「楽しいでしょ」と聞かれたので「楽しいです」と答えた。降りた後は「安定するでしょ」と聞かれたので「安定します」と答えた。

中身。下側についた6つの金属ベアリングが謎の動きを生み出していた。

冷たいプロテインはもう古い、これからは温めて飲む時代とのこと。

どんな味がするのか聞いたら「鶏の味がする」とのことだった。これからのプロテインは温かい鶏の味だ。
一方、プロテイン自体もただタンパク質が摂取できるだけでなく機能性や付加価値が加わったものが多く見受けられた。
従来の乳製品や大豆から製造する方法以外にも新たな原材料の発掘と開発が進み、多様化をしていく製品の中で自身の目的に合ったものを取捨選択する知識や一層のリテラシーが求められるように感じた。
取材・文 せきぐち