それぞれのレベルに合わせた指導を ノーリミッツウエイトトレーニングジム #2
掲載日:2017.08.16
ノーリミッツウエイトトレーニングジムを創設
■ノーリミッツウエイトトレーニングジムとはどういうジムですか?
ジムを開いたのは2002年です。
その前から通っていたジムで、コーチとしてアルバイトをして指導をしていました。
いずれは自分のジムを経営したいと思っていたんです。
サラリーマン的な働き方をするタイプではないとわかっていたので。
ノーリミッツウエイトトレーニングでの私の考え方は廣戸先生の教えが元になっています。
私はパワーリフティングの技術的なことは自分でやってきたので師匠と呼べる人はいません。
体の使い方ということでは廣戸先生が人生の師匠です。
しかし会員の方にこの4スタンス理論を必ず学んでいただくというわけではありません。
基本的には自由にトレーニングしていただいています。
ただ怪我など危険なことがないように、間違っていることをしているときにはピンポイントで軌道修正するというスタイルです。
あなたはこのタイプだからこうしなくてはいけない、ということは全くありません。
もちろん、さらに体の使い方をしっかり学びたいという人はリポーズのクラスなど、4スタンス理論を学ぶ場もあります。
入会したときにタイプチェックはしているので、興味がある人はそこからいろいろ質問してくると思います。その人のモチベーション次第ですね。
ジムを開いたのは2002年です。
その前から通っていたジムで、コーチとしてアルバイトをして指導をしていました。
いずれは自分のジムを経営したいと思っていたんです。
サラリーマン的な働き方をするタイプではないとわかっていたので。
ノーリミッツウエイトトレーニングでの私の考え方は廣戸先生の教えが元になっています。
私はパワーリフティングの技術的なことは自分でやってきたので師匠と呼べる人はいません。
体の使い方ということでは廣戸先生が人生の師匠です。
しかし会員の方にこの4スタンス理論を必ず学んでいただくというわけではありません。
基本的には自由にトレーニングしていただいています。
ただ怪我など危険なことがないように、間違っていることをしているときにはピンポイントで軌道修正するというスタイルです。
あなたはこのタイプだからこうしなくてはいけない、ということは全くありません。
もちろん、さらに体の使い方をしっかり学びたいという人はリポーズのクラスなど、4スタンス理論を学ぶ場もあります。
入会したときにタイプチェックはしているので、興味がある人はそこからいろいろ質問してくると思います。その人のモチベーション次第ですね。
それぞれのレベルに合わせた指導を
■ノーリミッツウエイトトレーニングジムはどのような会員がいらっしゃるのでしょうか?
よくノーリミッツは敷居が高いと言われるのですが、そんなことはありません。
プロのアスリートや、大会を目指す人もいますが、
全くトレーニングをやったことがないという人も結構いらっしゃいます。
近所からふらりと訪ねてくださる方も。
その方のレベルや目的によって指導の仕方は全然違ってきます。
トレーニングをやったことのない方とプロの方で違うのは当然ですよね。
実際に選手の人はメンバーの3割くらい、
残りの半分は競技スポーツやっていて基礎体力をつけたい人、もう半分は一般の健康管理やトレーニングを楽しみたいという方などさまざまです。
中にはプロの競輪の選手だったり、アメリカの大学で野球をやっていて、オフシーズンのときは日本に帰ってきて、うちでトレーニングしている人もいます。
レスリングのグレコローマン130kg級の日本で4連覇している園田新選手も通ってくれていますよ。
がむしゃらにやっても強くはなりません。
私は根性論は嫌いで、常に冷静で計画的であることを心がけているんです。
根性とか気合いでどうにかなるのであれば、根性のある人が勝つに決まっています。でも実際はそうじゃない。
最終的にここで勝ちたい、ここでやらなくては、というときには根性や気合いだとは思っているんですけど。
それを前面的にアピールするのは好きではなく、淡々とコツコツとやるのが好きです。
“根性”や“気合い”はやることを全部やった人にだけ、効力を発揮すると思っています。
「頑張ります!」と口に出す人ほど怪しいというのが私の持論です(笑)。
よくノーリミッツは敷居が高いと言われるのですが、そんなことはありません。
プロのアスリートや、大会を目指す人もいますが、
全くトレーニングをやったことがないという人も結構いらっしゃいます。
近所からふらりと訪ねてくださる方も。
その方のレベルや目的によって指導の仕方は全然違ってきます。
トレーニングをやったことのない方とプロの方で違うのは当然ですよね。
実際に選手の人はメンバーの3割くらい、
残りの半分は競技スポーツやっていて基礎体力をつけたい人、もう半分は一般の健康管理やトレーニングを楽しみたいという方などさまざまです。
中にはプロの競輪の選手だったり、アメリカの大学で野球をやっていて、オフシーズンのときは日本に帰ってきて、うちでトレーニングしている人もいます。
レスリングのグレコローマン130kg級の日本で4連覇している園田新選手も通ってくれていますよ。
がむしゃらにやっても強くはなりません。
私は根性論は嫌いで、常に冷静で計画的であることを心がけているんです。
根性とか気合いでどうにかなるのであれば、根性のある人が勝つに決まっています。でも実際はそうじゃない。
最終的にここで勝ちたい、ここでやらなくては、というときには根性や気合いだとは思っているんですけど。
それを前面的にアピールするのは好きではなく、淡々とコツコツとやるのが好きです。
“根性”や“気合い”はやることを全部やった人にだけ、効力を発揮すると思っています。
「頑張ります!」と口に出す人ほど怪しいというのが私の持論です(笑)。
ノーリミッツウエイトトレーニングジムのもう一つの顔
もう一人のトレーナー兼スタッフの高橋美和子さん。リポーズのクラスなども担当しています。
■ノーリミッツウエイトトレーニングのスタッフとしてどのくらい経ちますか?
5年になります。
初めはこちらの会員として通っていたのですが、前にいらっしゃったスタッフが辞められて、ジムの雑用などのお手伝いをしていました。
■こちらに通うようになったきっかけは?
趣味で他のフィットネスクラブに通っていたんです。そのときの仲間に声をかけられて、ルールも何もわからないまま、ベンチプレスの試合に出たんです。
でもフォームもやり方もわからなかったので失格してしまって。とても悔しい思いをしました。それでちゃんとした人に習いたいと思ったんです。
でもちゃんとした人って誰だろう、と考えたときにアイアンマンに出ていた三土手さんの名前を思い出しました。
習うのであれば、この人に習いたいと思ってノーリミッツウェイトトレーニングの会員になりました。
その後は三土手さんに導かれるままトレーニングをして、大会に出て、ここまで引っ張ってもらいました。
アジア大会優勝まで経験して翌年の世界大会では準優勝することができました。
今はジムでパーソナルのクラスも受け持ったり、結構忙しくなってきたので、大会には出ていません。
でも人に教えることは自分の勉強にもなります。
こちらのスタッフになって、レッシュ理論を習いに行ってリポーズのクラスも担当しています。
今はしっかりと三土手さんと会員の皆さんをサポートして、ジムが円滑に動いてトレーニングしやすい環境を作ることができたら嬉しいです。
■高橋さんから見て、このジムの魅力を教えてください。
このジムのいいところは、派閥もないし、とても暖かい雰囲気のところです。
いろいろな人がいて情報交換もできます。
1回入ってしまえばとても居心地が良いジムではないでしょうか。
トレーニングをしたり、ソファに座って漫画を読んだり、おしゃべりをしてゆっくりしてもいいんです。
■ノーリミッツウエイトトレーニングのスタッフとしてどのくらい経ちますか?
5年になります。
初めはこちらの会員として通っていたのですが、前にいらっしゃったスタッフが辞められて、ジムの雑用などのお手伝いをしていました。
■こちらに通うようになったきっかけは?
趣味で他のフィットネスクラブに通っていたんです。そのときの仲間に声をかけられて、ルールも何もわからないまま、ベンチプレスの試合に出たんです。
でもフォームもやり方もわからなかったので失格してしまって。とても悔しい思いをしました。それでちゃんとした人に習いたいと思ったんです。
でもちゃんとした人って誰だろう、と考えたときにアイアンマンに出ていた三土手さんの名前を思い出しました。
習うのであれば、この人に習いたいと思ってノーリミッツウェイトトレーニングの会員になりました。
その後は三土手さんに導かれるままトレーニングをして、大会に出て、ここまで引っ張ってもらいました。
アジア大会優勝まで経験して翌年の世界大会では準優勝することができました。
今はジムでパーソナルのクラスも受け持ったり、結構忙しくなってきたので、大会には出ていません。
でも人に教えることは自分の勉強にもなります。
こちらのスタッフになって、レッシュ理論を習いに行ってリポーズのクラスも担当しています。
今はしっかりと三土手さんと会員の皆さんをサポートして、ジムが円滑に動いてトレーニングしやすい環境を作ることができたら嬉しいです。
■高橋さんから見て、このジムの魅力を教えてください。
このジムのいいところは、派閥もないし、とても暖かい雰囲気のところです。
いろいろな人がいて情報交換もできます。
1回入ってしまえばとても居心地が良いジムではないでしょうか。
トレーニングをしたり、ソファに座って漫画を読んだり、おしゃべりをしてゆっくりしてもいいんです。
パワーリフターの体づくりのコツとは
■三土手さんの体づくりの考え方を少しだけ教えてください。
パワーリフティングのようなパワーを出すトレーニングは筋肉に効かせないトレーニングなんですよ。
筋肉を使わないでどれだけ重いものをあげられるかというのが極意。
重たいものを持った中で体を柔らかく脱力して骨格を動かすということです。
それができるようになると、頭のスイッチを切り替えるだけで筋肉に効かせるトレーニングもできるようになってくるんです。
ボディビルダーのように筋肉を見せるのは、筋肉に負荷をかけるトレーニングです。
しかしトップクラスになると体のベースを大きくしなくてはなりません。骨格を大きくしていくことが必要なんです。
筋肉と同じように骨格にもしっかりと刺激を与えて、骨格自体を強く太くして行く作業が必要となってきます。
自分の腕のレントゲンを撮ると、上腕の骨はまっすぐじゃなくて、太くなっているんですよ。
骨というフレームをどうやって動かすかがポイントなんです。
パワーリフティングのようなパワーを出すトレーニングは筋肉に効かせないトレーニングなんですよ。
筋肉を使わないでどれだけ重いものをあげられるかというのが極意。
重たいものを持った中で体を柔らかく脱力して骨格を動かすということです。
それができるようになると、頭のスイッチを切り替えるだけで筋肉に効かせるトレーニングもできるようになってくるんです。
ボディビルダーのように筋肉を見せるのは、筋肉に負荷をかけるトレーニングです。
しかしトップクラスになると体のベースを大きくしなくてはなりません。骨格を大きくしていくことが必要なんです。
筋肉と同じように骨格にもしっかりと刺激を与えて、骨格自体を強く太くして行く作業が必要となってきます。
自分の腕のレントゲンを撮ると、上腕の骨はまっすぐじゃなくて、太くなっているんですよ。
骨というフレームをどうやって動かすかがポイントなんです。
“ノーリミッツ”に隠されたエピソード
■2002年に三土手さんが設立したノーリミッツウェイトトレーニングジム。そのネーミングには三土手さんが座右の銘としている思いがあるそうですね。
普段からサインをする際には“No Limits”という言葉を一緒に記しています。
このNo Limitsという言葉に強い思いがあるのです。直訳すると“限界はない”という意味です。
よく日本人は重量級では通用しない、という言葉を耳にしますが、私はこの考えを打ち破りたかった。
日本人だから、体格が違うから仕方ないという考えは自分の中で限界を作っていると思うんです。
私はそんな考えが嫌いでした。
自分から限界を破っていかないと。
特に若い頃はとんがっていたので、自分より強い人がいるのが許せなかったんですよ。
いくら日本でトップになっても、世界で自分より高い記録を出した人がいればやっぱり悔しい。それがモチベーションになっていました。
今この時も彼らは練習しているんだと思えば、自分も頑張らなきゃという気持ちになります。
1995年に日本で行った、女子パワーリフティング世界大会のお手伝いをしたのですが、
女子の選手で絶対的な存在だったヘビー級のキャシーミラン選手と出会い、Tシャツにサインをもらいました。
そのとき彼女が書いた言葉が“No Limits”だったんです。
まさに自分の心に刺さる言葉でした。
それ以来、私がサインするときにもこの言葉を使わせてもらっています。
そして、自身のジムを開くとなったときに、その名前もノーリミッツを選びました。
普段からサインをする際には“No Limits”という言葉を一緒に記しています。
このNo Limitsという言葉に強い思いがあるのです。直訳すると“限界はない”という意味です。
よく日本人は重量級では通用しない、という言葉を耳にしますが、私はこの考えを打ち破りたかった。
日本人だから、体格が違うから仕方ないという考えは自分の中で限界を作っていると思うんです。
私はそんな考えが嫌いでした。
自分から限界を破っていかないと。
特に若い頃はとんがっていたので、自分より強い人がいるのが許せなかったんですよ。
いくら日本でトップになっても、世界で自分より高い記録を出した人がいればやっぱり悔しい。それがモチベーションになっていました。
今この時も彼らは練習しているんだと思えば、自分も頑張らなきゃという気持ちになります。
1995年に日本で行った、女子パワーリフティング世界大会のお手伝いをしたのですが、
女子の選手で絶対的な存在だったヘビー級のキャシーミラン選手と出会い、Tシャツにサインをもらいました。
そのとき彼女が書いた言葉が“No Limits”だったんです。
まさに自分の心に刺さる言葉でした。
それ以来、私がサインするときにもこの言葉を使わせてもらっています。
そして、自身のジムを開くとなったときに、その名前もノーリミッツを選びました。
今重点を置いているのはボディメイク
■三土手さんが今力を入れていることは?
私は現役の頃から、BIG3の他にもいろいろな補助種目を結構やるパワーリフターだったんです。
最近はさらにボディメイク的なことに特化してトレーニングをしています。
以前145kgほどあった体をボディメイクする事が目標です。
去年3月から落とし始めて今113kgです。
筋肉を落とさずにトレーニングをして落とせるか。
別に将来コンテストに出ようとかは全く考えていないですけど、とりあえず100kg以下に1回したいなと。
私は現役の頃から、BIG3の他にもいろいろな補助種目を結構やるパワーリフターだったんです。
最近はさらにボディメイク的なことに特化してトレーニングをしています。
以前145kgほどあった体をボディメイクする事が目標です。
去年3月から落とし始めて今113kgです。
筋肉を落とさずにトレーニングをして落とせるか。
別に将来コンテストに出ようとかは全く考えていないですけど、とりあえず100kg以下に1回したいなと。
体の使い方を最大限に活かした上で、どこまでボディメイクできるかということに興味が向いています。
漠然としていますが、今後は日本のウェイトトレーニング業界、フィットネス業界に貢献していきたいです。
会員の方がお連れになったお子さんと一緒に。
ノーリミッツウェイトトレーニングジムは平日の昼間にあっても、たくさんの会員の方がいらして賑やかです。
可愛い赤ちゃん同伴でいらしている女性もいらして、三土手さんや他の会員さんも思わずニッコリ。
その一方でプロの方がパーソナルトレーニングを受けていたりと、さまざまな過ごし方があるジムでした。
ゴルフでも取り上げられているレッシュ理論をきちんと学び実践したいという人にもオススメです。
それぞれの目的によってトレーニングができるジムですね。
文:Aya Wada
▼【街ジム訪問】ノーリミッツウエイトトレーニングジム編
・限界はない! パワーリフティング界のレジェンド、三土手大介さんのノーリミッツウエイトトレーニングジム #1
・それぞれのレベルに合わせた指導を #2
ノーリミッツウェイトトレーニングジムは平日の昼間にあっても、たくさんの会員の方がいらして賑やかです。
可愛い赤ちゃん同伴でいらしている女性もいらして、三土手さんや他の会員さんも思わずニッコリ。
その一方でプロの方がパーソナルトレーニングを受けていたりと、さまざまな過ごし方があるジムでした。
ゴルフでも取り上げられているレッシュ理論をきちんと学び実践したいという人にもオススメです。
それぞれの目的によってトレーニングができるジムですね。
文:Aya Wada
▼【街ジム訪問】ノーリミッツウエイトトレーニングジム編
・限界はない! パワーリフティング界のレジェンド、三土手大介さんのノーリミッツウエイトトレーニングジム #1
・それぞれのレベルに合わせた指導を #2
今回取材にご協力頂いた
ノーリミッツウエイトトレーニングジム の情報はこちら
ノーリミッツウエイトトレーニングジム HP
■住所
〒183-0021 東京都府中市片町2-9-5 ベル片町1F
(JR南武線、京王線分倍河原駅より350m徒歩4分)
■TEL
042-360-2455 (FAX兼用)
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