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筋発達のために、効率的なフォーム獲得を目指した「素振り」練習の提案

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掲載日:2018.03.28
記事画像1
人間の脳はとても性能が良く、あえて非効率的だと思われるプログラムも何度も繰り返し学習すること、要するに素振りをすることで、プログラムを書き換えることができるのだ。

しかし一つだけ注意点がある。マズイ素振りは上達するどころか、やればやるほど下手になってしまう。筋肉の発達に効果的な運動動作のプログラムを獲得するためには一回一回の目的にかなった「素振り」が重要なのだ。
1. ウォーミングアップの時聞を利用して、エアロバイクやウォーキング、ランニング等の変わりに「素振り」を行う。(ここで言う素振りとは特に発達し難い種目での動作の反復練習)

2. フォームの獲得が目的だから、筋疲労をおこさない程度で行うこと。

3. 頻度は週に2回~3回以上が理想的と思われる。イメージトレーニングも効果的。
(上記の方法をジムで多数のクライアントに採用した。そしてほとんどのクライアントに筋の反応の改善が現れた。)
上述のような方法で動作プログラムが獲得されれば、高強度でトレーニングを行う場合でも、特に意識しなくても負荷が分散される事無く、しかも安全なコースをキープする事ができる。しかし、ハイインテンシティトレーニングの場合、限界超越を目的とするため、簡単にはいかない。

毎回のセットで限界に達した時に、対象の筋肉へ高いテンションがかかり続けても挫けない『意志の力』を養う必要があるだろう。回数を増やす事が目的なのではない、対象の筋肉へ自己能力の限界負荷をかける事が目的なのだ。

武道とトレーニングの本質は共通している

極真会館の空手家 故 大山倍達総裁が書かれた『自分に勝て! わが性格改造論』の中でこんな一文を見つけた。

「私は愛弟子たちによく言う。「おまえたち、カラテを身体で覚えろよ! 小理屈抜きに稽古、稽古、稽古に励んで、身体がカラテに馴染みきるまで、カラテを体で覚えこむんだぞ!だが、それだけで終わったら駄目だぞ、体が覚えきったら、今度は頭を使え!頭を使って体が意のままに動けるようにコントロールしなければ駄目だぞ!
そのためには良い本、良い文の文字を読み、よく考え、よく味わい、得たものを生かせ!体は鍛えよ、頭は磨け、だ。頭の弱い者は結局、頭の強い者に負けることになるからだ」と。私の言いたいことは、何もガリ勉で暗記して小理屈を並べろという意味ではない。私は「創意工夫」する力をつけるために必要な条件として「頭を磨け!」と言いたいのだ」

故・大山倍達総裁の言葉は、上述したものと非常に共通点が多く、ボディビルダーたちに必要な言葉であると僕は確信している。
  • 肉体と精神究極のトレーニングバイブル ヘビーデューティーマインド
    2013年8月30日初版発行
    著者:小川淳
    監修:日本ハイインテンシティトレーニング協会(JHITA)
    発行人:橋本雄一
    発行所:(株)体育とスポーツ出版社
    編集:株式会社M.B.B.


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