積み重ねたものへの限りない自信@ケビン
掲載日:2015.11.13
フィジークオンラインをご覧の皆様
マッチョ29のランデルマンことケビンです(笑)
今回のお題は「筋トレを始める前の自分」
筋トレに関しては筋金入りを自負していて、小学生の時からちょこちょこやってました。
前回のコラムにも少し書きましたが、本格的に筋トレを始めたのは中学2年の誕生日を迎えようとしていた11月。
筋トレを始めるきっかけは様々あるかと思います。
ガリガリだから筋肉付けたい
太っているから痩せたい
自分の場合は元々筋肉質で、自分が一番好きなのが筋トレであることは本能的に感じていたように思います。
腕相撲でどうしても決着がつかない同じ野球部の佐久間君という友人がいて、彼に勝つために始めた腕立て伏せ(腕立て伏せでは腕相撲は直接的に強くなりません)
腕立て伏せをやれば勝てると勘違いをし、3年間1日も欠かさずやる事を決意。
30回やるようになった時、再び対決。
しかし、またしても互角。
ここで思ったのは「30回じゃ駄目だ、もっと回数を増やさなければ」
その日から回数を倍にし、1日10回ずつ増やしていきました
丁度その頃、テレビ番組で3分間で腕立て伏せが何回できるかを競う「クイックマッスル」という競技が流行りだし、腕相撲の事などそっちのけで腕立て伏せにはまっていきました。
この時のチャンピオンだった浅野公平さん。
横浜高校でボート競技日本一を競うチームのキャプテン
「微笑みサイボーグ」と呼ばれた彼は、毎週挑んでくる強敵を次々と倒し自身も毎週進化していく・・・
彼が僕のヒーローでした。
「浅野のようになる」
「浅野と対戦できる実力を身につける」
その想いを内に秘め、ひたすら腕立て伏せを反復し、気がつけば1日1000回が日課になっていました。
高校受験面接の場で「一番力を注いでいるのは腕立て伏せ」と言ってクラスメートからバカにされたり、高校受験当日に200回やってから受験会場に向かい、「今日は俺にとって偉大なる日となった。志望校に落ちたとしても悔いは残るまい」と自己満足に浸ったり、
自転車で5分で行ける学校の始業開始間際に、「まだ腕立てをやっていない。腕立てか遅刻かどっちをとる?」
自分の決意を貫いて、腕立て伏せを選択して遅刻し、それが続いて反省文書かされた事もありました。
あの頃はひたむきでした。
純粋に腕立て伏せに情熱を注いだ日々。
3年間1日も欠かさずやると決めた腕立て伏せ。
怪我をして松葉づえをついている時ですら続けていましたが、高校2年の5月にぎっくり腰を煩い、2年半で幕を閉じました。
それでも「俺はこれだけ積み重ねた」と自分にとって確固たるアイデンティティーとなっていました。
マッチョ29メンバーのサイヤマンもアブローラーを1年で200000回
1日500回やったと言っており
「あー俺と同類がいる!」と素直に嬉しかったのを覚えています。
あれから20星霜
筋トレに対する情熱は衰えるどころかいや増して燃え上がっています。
自分でいうのも何ですが、筋肉バカだなと(笑)
あっ 、佐久間君とは中学では結局決着がつきませんでしたが、高校2年の時再び対決しました。びっくりするくらいアッサリ勝ってしまい、改めて筋トレは凄いと再確認。
筋トレ最高です!
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- ケビン
身長:178cm
体重:93kg
<経歴>
・2011年 マッスルマニアモデルアメリカ ファイナリスト(9位)
・2012年 ベストボディジャパン 初代ファイナリスト
・2014年 マッスルマニアフィジークアジア大会 準優勝
・2014年 マッスルマニアフィジーク世界大会 4位
・2015年 マッスルマニアフィジークカリフォルニア大会 準優勝
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- マッチョ29
禁煙、禁酒、非暴力、吸引(酸素)、飲蛋(プロテイン)、壊筋(筋細胞の破壊) 以上マッチョ6原則を原則とした、世界で最も「キレている」 エンターテインメントグループ。
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