「インターバルエアロビクスについて」③
掲載日:2018.03.08
フィジークオンラインをご覧の皆様、三橋忠です。(加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院院長、ファイン・ラボフィットパーソナルトレーナー・横浜医療専門学校非常勤講師)
今回は前回に続き「インターバルエアロビクス」についてです。
今回は前回に続き「インターバルエアロビクス」についてです。
お陰様で、インターバルエアロビクスについての質問を多く受けますので、Q&A方式で書かせていただきます。
Q1 インターバルエアロビクスの効能について教えてください。
A 体脂肪の燃焼、VO2max(最大酸素摂取量)の向上、ミトコンドリアの数増加、運動後過剰酸素消費量(EPOC)上昇、成長ホルモン分泌上昇、テストステロン分泌上昇などです。
Q2 通常の有酸素運動との運動生理学的違いを教えてください。
A 通常の有酸素運動は乳酸が溜まらない、ゆっくりとした強度(最大心拍数の60~70%)で行いますが。インターバルエアロビクスは、ターゲット心拍数を少し乳酸が溜まるきつく感じる強度(最大心拍数の70~85%)で行います。その為、通常の有酸素運動より心拍数は上がりますが、Q1&Aのような効能が得られます。
A 体脂肪の燃焼、VO2max(最大酸素摂取量)の向上、ミトコンドリアの数増加、運動後過剰酸素消費量(EPOC)上昇、成長ホルモン分泌上昇、テストステロン分泌上昇などです。
Q2 通常の有酸素運動との運動生理学的違いを教えてください。
A 通常の有酸素運動は乳酸が溜まらない、ゆっくりとした強度(最大心拍数の60~70%)で行いますが。インターバルエアロビクスは、ターゲット心拍数を少し乳酸が溜まるきつく感じる強度(最大心拍数の70~85%)で行います。その為、通常の有酸素運動より心拍数は上がりますが、Q1&Aのような効能が得られます。
Q3 運動後過剰酸素量(EPOC)は体脂肪燃焼に注目されてますが、通常の有酸素運動と比べ、なぜ高くなるんですか?
A 心拍数の高い強度の高い運動を行うと、トレーニング中に様々な代謝産物が生じ、それを除去する為より多くの酸素を使います。また、傷ついた細胞諸器官の修復・回復の為にも、より多くの酸素が必要になり、それが運動後にも続くからです。
Q4 インターバルエアロビクスのデメリットを教えてください。
A 運動初心者にはきつく感じることです。1~2ヶ月通常の有酸素運動で持久力のベースを作れば、さほどきつく感じなくなります。また、ウォーミングアップをせずに急に強度を上げると怪我の心配もあります。
Q5 プログラムを組む上での注意点はありますか。
A 有酸素運動だけでなく、ウェイトトレーニングプログラムとのバランスが重要です。高重量スクワットなどの強度の高い脚のトレーニングの直前、直後は、脚へのダメージが大き過ぎるので、必ず1日開けて回復を考えたプログラム組むようにします。また1週間、1ヶ月単位で体脂肪の燃焼、運動能力向上、疲労度をモニタリングして、プログラムを改善していく必要があります。
A 心拍数の高い強度の高い運動を行うと、トレーニング中に様々な代謝産物が生じ、それを除去する為より多くの酸素を使います。また、傷ついた細胞諸器官の修復・回復の為にも、より多くの酸素が必要になり、それが運動後にも続くからです。
Q4 インターバルエアロビクスのデメリットを教えてください。
A 運動初心者にはきつく感じることです。1~2ヶ月通常の有酸素運動で持久力のベースを作れば、さほどきつく感じなくなります。また、ウォーミングアップをせずに急に強度を上げると怪我の心配もあります。
Q5 プログラムを組む上での注意点はありますか。
A 有酸素運動だけでなく、ウェイトトレーニングプログラムとのバランスが重要です。高重量スクワットなどの強度の高い脚のトレーニングの直前、直後は、脚へのダメージが大き過ぎるので、必ず1日開けて回復を考えたプログラム組むようにします。また1週間、1ヶ月単位で体脂肪の燃焼、運動能力向上、疲労度をモニタリングして、プログラムを改善していく必要があります。
まとめ
通常の心拍数を一定に保つ有酸素に慣れてしまってる方は、是非インターバルエアロビクスを試してみてください。新たな刺激が身体の更なる発達に繋がると思います(^^)
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三橋 忠
加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院 代表
ファイン・ラボフィット パーソナルトレーナー
大手スポーツクラブのチーフトレーナー・責任者を経験した後、パーソナルトレーニングスタジオ店長として4年間勤務し、整形外科・接骨院でもキャリアを積み、2011年に加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院を開業。パーソナルトレーニングで年間3500 セッションの指導を行う。
<資格>
・厚生労働大臣認定柔道整復師
・加圧スペシャルインストラクター
・米国認定ストレングス&コンディショントレーナー(NESTA-PFT)
・キネシオテーピングトレーナー
<競技実績>
2008年ボディビルMr茨城 準優勝
2008年ボディビルMr茨城70kg以下級 準優勝
2009年ボディビルMr茨城70kg以下級 優勝
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