大阪オープン フィットネスビキニ選手権入賞者 森本 絵梨奈 ショートインタビュー
掲載日:2015.06.05
JBBFとして初めて開催された、大阪オープンフィットネスビキニ選手権・158cm以下級で初出場し3位入賞を果たした、森本絵梨奈選手。女性らしさが光るプロポーション、そしてその明るい笑顔は、今後のビキニ競技の道筋示すに相応しい、ひときわ輝くものであった。
フィットネスビキニはトレーニングをして作り上げた女性らしいボディラインだけでなく、髪型やメイク、ウォーキング、そして表現力等々、トータルバランスの優れた選手が評価される競技であり、極めてシンプルなコンテストであるが、逆に奥が深い。ビキニ1本で自己を高め、いずれはそれを極めたいと語ってくれた森本選手の瞳はキラキラ輝いていた。
大阪オープンビキニに出場したきっかけ
当初、雑誌などを通じてボディフィットネスの大会を目指そうと考えていて、丹羽裕子氏のレッスンを受けていました。そして今年の4月、丹羽氏から「JBBFでビキニをやるので、それに出たらどうやろ?」と勧められました。でも大会の開催は5月18日で、それは約1ヵ月前で、あまりに準備期間が無かったので、最初はその舞台に立てるとは思ってもいなかったのですが、今後ボディフィットネスをやるための舞台慣れのためには良いということで、ビキニ出場することを決意しました。
ビキニ競技の事はYouTubeでオリンピアのビキニを見ていたこともあり、知ってはいたものの、これまで練習していたポーズとは異なるため、出場を決めてからは毎回ポージング教室に通う事となり、急あしらえではあったけれど、それなりにビキニらしいポーズをとることができるようになったと思います。
でも、準備が短期間だったことの弊害としては、本来ビキニ競技で身に付ける筈のセパレートの水着を用意することができず、ボディフィットネスで使うつもりで用意していたクロスバックの水着での出場となってしまいました(他の選手はほとんどがセパレートの水着だった)。
当初、雑誌などを通じてボディフィットネスの大会を目指そうと考えていて、丹羽裕子氏のレッスンを受けていました。そして今年の4月、丹羽氏から「JBBFでビキニをやるので、それに出たらどうやろ?」と勧められました。でも大会の開催は5月18日で、それは約1ヵ月前で、あまりに準備期間が無かったので、最初はその舞台に立てるとは思ってもいなかったのですが、今後ボディフィットネスをやるための舞台慣れのためには良いということで、ビキニ出場することを決意しました。
ビキニ競技の事はYouTubeでオリンピアのビキニを見ていたこともあり、知ってはいたものの、これまで練習していたポーズとは異なるため、出場を決めてからは毎回ポージング教室に通う事となり、急あしらえではあったけれど、それなりにビキニらしいポーズをとることができるようになったと思います。
でも、準備が短期間だったことの弊害としては、本来ビキニ競技で身に付ける筈のセパレートの水着を用意することができず、ボディフィットネスで使うつもりで用意していたクロスバックの水着での出場となってしまいました(他の選手はほとんどがセパレートの水着だった)。
コンプレックスが武器に
幼少期から18歳まで、長野県に住んでいて、スキーを本格的に行っていました。その環境で培われてきた身体は、これまで脚が太いとか、尻が大きいとか言われ続けコンプレックスを感じてものです。でも、今回ビキニコンテストに出場して、そのステージを観ていた人達からは、「脚が太くてよかった」とか、「尻が大きくビキニ向き」などの声を多数もらって、「この脚が武器になるんだ」と初めて自分の脚が好きになりました(笑)。
ステージってこんなにも楽しいとは
大会出場に際して、職場の先輩にあたる人に定期的に写真を送って身体をチェックしてもらっていました。なかなか厳しい先輩で、ほとんどの場合がダメ出しをされていました。
そんな先輩も大会当日観戦に来てくれて、いつものようにまた何か言われてしまうのだろうと思っていたのですが、会場内で会ったとき彼女は感動して泣いてくれていました。「よく、がんばったな〜」と言ってくれて、その事が最高にうれしくて、うれしくて、この大会に出てよかったと強く思いました。
また、ステージに立ったことで後から人脈が一気に広がり、自分の中の世界観がガラッと変わってしまいました。今まで写真や動画で憧れの存在として見ていた、IFBBプロのナタリア・メローやインディアとレベルの差はあるものの、同じ競技をしていること自体が本当にうれしいです。
ビキニに自己投資する
大会終了後、自分がこの競技が好きになればなるほど、自分を取り巻く情勢も流れるように変化してきました。今まで30年間生きてきて、こんなに楽しい夏はないです。最初は軽い気持ちで参加したコンテストだったが、こんなに人生を変えてしまうほどのものになるとは。
競技に参加するということは何かとお金がかかるものですが、この大きな出会は絶対に間違いないという確信を持っているので、これは今、自分に投資しようと決めました。当初、ボディフィットネスや健康美なども考えていましたが、これからはビキニ一本で極めたいと思っています。
大会終了後、自分がこの競技が好きになればなるほど、自分を取り巻く情勢も流れるように変化してきました。今まで30年間生きてきて、こんなに楽しい夏はないです。最初は軽い気持ちで参加したコンテストだったが、こんなに人生を変えてしまうほどのものになるとは。
競技に参加するということは何かとお金がかかるものですが、この大きな出会は絶対に間違いないという確信を持っているので、これは今、自分に投資しようと決めました。当初、ボディフィットネスや健康美なども考えていましたが、これからはビキニ一本で極めたいと思っています。
トレーナーのマイク・ガラン氏と
今やっているトレーニング
トレーニングは週に4から5回、基本はゴールドジムに通っていますが、週に1回はB&Fでトレーニングします。何故かというと、B&Fは手作りのマシンがたくさんあって、中でもそこにあるスクワットマシンお尻に良く効くんです。
ずっとウェイトトレーニングを中心のトレーニングをやっていましたが、大会終了後、サチ選手の専属トレーナーでもある、マイクにみてもらっています。マイクとトレーニングをするようになってからはほとんどが自重トレーニングに切り替わりました。マイクとの自重トレーニングはほとんどの場合が公園で行いますが、野外で空気をたっぷり吸いながら行うトレーニングは身体だけでなく心にも良い効果があると思います。
ウェイトトレーニングを行う時も今までは分割法で部位を決めてやっていましたけれど、今は一回のトレーニングでほぼ全身をやってしまいます。そして、何よりお尻のトレーニングは毎回するようにしています。種目はあえて固定化せずに、いろいろなものをやり、バリエーションをつけることで身体に刺激を与えるようにしています。
食べることは大好き
もともと太りやすい体質なので、最近は三大栄養素の比率を決めて、しっかりと栄養のある物を食べるように心がけています。凝った料理にしてしまうと、成分がわからなくなってしまうので、素材そのものを生が焼くか、茹でるかして食べています。でも、やはり食に対する欲求は抑えられないので、10日に一回くらいは爆発してしまいます(笑)。
もともと太りやすい体質なので、最近は三大栄養素の比率を決めて、しっかりと栄養のある物を食べるように心がけています。凝った料理にしてしまうと、成分がわからなくなってしまうので、素材そのものを生が焼くか、茹でるかして食べています。でも、やはり食に対する欲求は抑えられないので、10日に一回くらいは爆発してしまいます(笑)。
これからのビキニコンテスト
ビキニの選手はボディビルと比べると確かに筋肉は少ないかもしれないけれど、鍛えることで究極的に女性らしいボディラインを作るということは並々ならぬ努力をしていることをわかって欲しいです。血のにじみ出るような努力と時間をかけて手塩にかけて磨いたこの身体を見てくれ〜!! という気分です。
いずれは海外のコンテストにも挑戦してみたいし、その前に来年福岡でアジア大会があると聞いているので、そのステージには是非とも立ってみたいです。コンテストではどういう順位出るかわからないですが、今よりも確実に良くなりたいです(でも、できることなら勝ちたいです)。
フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 002 ]
[ PHYSIQUE MAGAZINE 002 ]