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ダイエットに効果的なサプリメント③

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掲載日:2017.12.06
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何年にもわたって市場では、あなたがほとんど努力しなくても減量できるというピルやドリンクがシェアを伸ばしてきました。どのピルも過剰評価され、多くの人は何の努力もしません。

今から私が、いくらかの助けになるサプリメントを紹介します。しかし、それらのみを取ることは、たぶん時間とお金のムダになるだろうということは理解しておいてほしいと思います。
脂肪の燃焼を開始するような低カロリーのダイエットと組み合わせてこそ、これらのサプリメントが減量を促進し、ダイエットだけの時よりも多くの脂肪を落とすことが可能になるのです。

さあ、最もポピュラーなファットバーニング(脂肪燃焼)サプリメントをみてみましょう。それが何であるか、どのように働くか、起こり得る副作用と使用量など。私はそれらを、効果によって1~5ッ星に等級分けしてみました(5ッ星が最も効果的)。

バナディルサルフェイ卜☆☆

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バナディルとは、クロミウムと似た働きをするもう一つの微量ミネラルです。インスリンの働きをマネることにより効果を発揮するので、筋肉が炭水化物をより簡単に使うようになります。
クロミウムを使った時のように、筋肉が敏感だと、体が分泌するインスリンのトータル量が少なくてすみます。このようにインスリンがコントロールされている時、休は脂肪をエネルギーとしてもっと使うようになります。

さらに、筋肉がインスリンに対してより敏感になれば、炭水化物やアミノ酸が筋肉づくりのために使われ、炭水化物が脂肪の蓄積につながりにくくなります。
このミネラルを少量使うことが、筋肉づくり、脂肪の蓄積防止の役に立つであろう、とする研究が増えてきています。しかし、そうでない結果の研究もあります。

このミネラルがスタミナを向上させ、ウェイトを使ったトレーニングをより高い強度で行うことができるようになるので、より多くのカロリーが燃やせ、筋肉を増やすことができ、代謝が高まるのだ、と主張する者がいれば、このミネラルは血糖値に悪影響を及ぼすので疲労しやすくなる、と言う者もいます。
使用量の目安: 一日に5~15mcg

ハイドロキシシトリック酸☆☆☆☆

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脂肪の蓄積を防ぐのに使われるもう一つのポピュラーなサプリメントは、ハイドロキシシトリック酸(HCA)です。HCAは、ガルシニア・カンボジアから得られます。これは、アフリカや中東諸国が原産のフルーツです。このフルーツはまた、タマリンドという名でも知られています。

HCAは、余分な炭水化物が体脂肪として蓄えられるのを防ぎます。あまりにも多くの炭水化物が摂取されたり、筋肉グリコーゲンの蓄えが一杯であるのに炭水化物を摂取したりすると、体はATP-シトレイトリアーゼという酵素を分泌します。これは、炭水化物から脂肪をつくるのを助けるものです。HCAは、この酵素を一時的に妨害して、体脂肪の形成を困難にする一方、筋肉グリコーゲンの生成は促進します。
後者は、脳にシグナルを送り、食べたいという欲求を減少させます。肝臓と筋肉グリコーゲンの生成を効率的にすることにより、筋肉の発達も促進されます。
というのは、グリコーゲンが筋肉の回復において重要な役割を果たすからです。

使用量の目安:一日に750~1500mg.食前に分けて取る。

カフェイン☆☆

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カフェインは、コーヒーや紅茶、チョコレートに含まれ、パワー系、エアロビック系両方のアスリートによってアーゴジェニックとして長いこと使われきました。カフェインは脂肪組織(体脂肪)において脂肪の分解を促進することにより持久力を高めます。

有酸素運動の前に取ることで、運動が容易になったように思われ、アスリートはより長くトレーニングでき、より多くの脂肪とカロリーを燃やせます。
カフェインはまた、神経と筋肉の接合部分で神経からの神経伝達物質の分泌を促進することにより、筋収縮をより強いものにします。カフェインをマオウに加えることにより、この後者の効果を著しく強め、長持ちさせることができます。

脂肪細胞からの脂肪酸の分泌を増すというカフェインの働きは、炭水化物がコーヒーとともに摂取されると阻害されます。ですから、脂肪を落とすととが第一の目的の場合、御飯やパスタは後回しにしましょう。
使用量の目安:エクササイズの前に100~200mg(コーヒー2杯分)

※編集部注/エフェドリン、カフェインはIOC(国際オリンピック連盟)及びJBBF(日本ボディビル連盟)においては禁止薬物のリストに入っているサプリメントです。
よって、ドーピングチェックの行われているボディビルやその他の競技に出場される選手は、ドーピングチェックにて陽性となる可能性がありますので、その使用をひかえるべきです。

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水がサプリメントだって? そうです! 体重を急激に減らしたダイエターの多くが、代謝の低下を経験しています。
これは、厳しいダイエットにより筋肉が失われたのと、エネルギー摂取の厳しい制限のため、脂肪細胞が脂肪をためこもうとするようになり、サーモジェネシスが落ちたからです。

低カロリーのダイエットはまた、代謝率をコントロールする甲状腺ホルモンの分泌を鈍らせます。代謝に関係するもう一つの要因が、水、または筋肉細胞の水分レベルです。水は血液をつくります。
それは栄養素を運び、老廃物を体から運び出す助けをします。水分摂取を減らすことにより、あなたの代謝が遅くなり、減量がより困難になることでしょう。

ユタ大学の研究者たちは、利尿剤(水分損失を引き起こす)を女性たちに与えました。このピルを使った女性たちには、2%の体重減がみられました。

しかし同時に、彼女たちの休息時の代謝率は落ち、脂肪をエネルギーとして使う能力も落ちたということです。つまり、脂肪を減らしたければ、水を飲め! ということです。
  • 理論と実践で100%成功するダイエット ダイエットは科学だ!
    2008年10月10日第2刷発行
    著者:クリス・アセー卜
    発行者:橋本雄一
    発行所:(株)体育とスポーツ出版社

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