岡田隆 トレーニングとの出会い #1
掲載日:2017.03.23
強い体への興味
学生時代ですか? もともと小さい頃から身体には興味がありましたね。柔道を始めたのは実は高校時代からなんですよ。
たぶん僕達が子供の頃はTVでコマンドーなどのアーノルド・シュワルツネッガーやシルベスタ・スタローンの映画がかなりやっていて、いつも見ていました。 その映画を見ていてシュワルツェネッガー カッコイイな、、、スタローンカッコイイな、、、と思ったのが体を鍛えるキッカケでした。
小学生の時から腕立て伏せや腹筋をやってみたり、、、でもどうやったら、あのような体になれるのかもわからずに、憧れがありずっとやり続けていたのは覚えてますね。
そして小学校時代はサッカーをしていて、中学生になってからはテニス部に入ったのですが、これが自分とはあまり合っていなくて、、、ずっと筋トレばかりしてましたね(笑
そのころは、筋トレは少しバージョンアップしてまして5kgのダンベルやチンニング(懸垂)等が加わっていましたね(笑
実は中学時代勉強も好きだったので、スポーツで飯を食っていこうとは考えたことなかったんですよね。勉強して普通に良い高校入って、良い大学入って、良い会社に入って、、、みたいな人生だろうな〜 ってぐらいしか考えていなかったですよ。
たぶん僕達が子供の頃はTVでコマンドーなどのアーノルド・シュワルツネッガーやシルベスタ・スタローンの映画がかなりやっていて、いつも見ていました。 その映画を見ていてシュワルツェネッガー カッコイイな、、、スタローンカッコイイな、、、と思ったのが体を鍛えるキッカケでした。
小学生の時から腕立て伏せや腹筋をやってみたり、、、でもどうやったら、あのような体になれるのかもわからずに、憧れがありずっとやり続けていたのは覚えてますね。
そして小学校時代はサッカーをしていて、中学生になってからはテニス部に入ったのですが、これが自分とはあまり合っていなくて、、、ずっと筋トレばかりしてましたね(笑
そのころは、筋トレは少しバージョンアップしてまして5kgのダンベルやチンニング(懸垂)等が加わっていましたね(笑
実は中学時代勉強も好きだったので、スポーツで飯を食っていこうとは考えたことなかったんですよね。勉強して普通に良い高校入って、良い大学入って、良い会社に入って、、、みたいな人生だろうな〜 ってぐらいしか考えていなかったですよ。
人生の転機となった柔道との出会い
人生の転機となったのはやはり高校に入って出会った柔道だったんですよね。映画を見て体を鍛えたくなって、強くなりたいという思いがあり自分なりにやっていました。そんな時に当時の柔道の先生と話していて、世界を目指せる競技だと知って、ますます柔道に魅力を感じたんですよ。
日本で世界一を取れる競技ってそんなに無いじゃないですか?
スポーツはどうしても体格の問題がありますよね。柔道だったら体重別(階級別)があるので、日本人でも世界一を目指しやすいんです。どうせやるのだったら世界一を目指さないと意味が無いと僕は思っていて。
そして柔道をより強くなるために始めたのが、もう少し本格的な筋トレの始まりでした。部活の先生にウェイトトレーニングを教えていただいたのですが、その先生もトレーニングの専門家ではもちろんなかったので、やっていたことは一般的な筋トレでしたね。
日本で世界一を取れる競技ってそんなに無いじゃないですか?
スポーツはどうしても体格の問題がありますよね。柔道だったら体重別(階級別)があるので、日本人でも世界一を目指しやすいんです。どうせやるのだったら世界一を目指さないと意味が無いと僕は思っていて。
そして柔道をより強くなるために始めたのが、もう少し本格的な筋トレの始まりでした。部活の先生にウェイトトレーニングを教えていただいたのですが、その先生もトレーニングの専門家ではもちろんなかったので、やっていたことは一般的な筋トレでしたね。
数字が伸びていく楽しさを知ってしまう
柔道の補強として始めたウェイトトレーニングが凄く楽しくて。だってやれば、やった分だけ伸びるじゃないですか「数字が」。
ウェイトトレーニングって重さが上がっていくのが目に見えて分かりますよね。ですので、続ける以外の選択肢がないじゃないですか。続けるだけで数字が伸びていくから。
だから高校の時は継続してウェイトトレーニングをやりこんでいたのは覚えていますね。昔は今ほど数は少なかったですが、ウェイトトレーニングの本を読み漁ったり、スポーツトレーニングの本も読んだりして、地域の体育館のウェイトルームとかに行って、そこでやっていましたね。
今でも選手とかで「なんでやらないの??」って疑問に思う人いますよね。だってやれば必ず伸びていくのに、やればいいだけじゃんって単純に思うんですけど(笑
ウェイトトレーニングって重さが上がっていくのが目に見えて分かりますよね。ですので、続ける以外の選択肢がないじゃないですか。続けるだけで数字が伸びていくから。
だから高校の時は継続してウェイトトレーニングをやりこんでいたのは覚えていますね。昔は今ほど数は少なかったですが、ウェイトトレーニングの本を読み漁ったり、スポーツトレーニングの本も読んだりして、地域の体育館のウェイトルームとかに行って、そこでやっていましたね。
今でも選手とかで「なんでやらないの??」って疑問に思う人いますよね。だってやれば必ず伸びていくのに、やればいいだけじゃんって単純に思うんですけど(笑
怪我そして第2の転機へ
そこから柔道で上を目指して日体大に行ったのですが、途中で怪我をしたという理由もあるのですが、やっぱり小さい頃から英才教育で柔道をやってきた人たちとはやっぱり話にならない差があるんですよね。特に技術の面などで、、、 かなりの差が付いているというか、、、
もちろんその差を埋めていくことは出来るかもしれませんが、一方で、もしかしたら埋めきれないかもしれない圧倒的な差というものも感じたんですよね。 本当にトップになっていく人たちと組んでみたり、試合をしてみたりすると分かるんですよね。
これは最終的にも埋まらないんじゃないかなって感じるんですよ。この技術の差はどれだけ今から努力してもトップを目指してもダメなんだろうなって、、、
そして、その思いと重なるようにして怪我をしたんですよね。膝の靭帯を怪我して、前十字靭帯っていう切るとアスリートとしては結構致命的な怪我でした。当時は今ほど深く分かっていなかったのですが、前十字靭帯を切るとオペをしないと治らない大きな怪我で、1年ぐらいの復帰期間が掛かるんですよね。リハビリも相当やらないといけない、、、
もちろんその差を埋めていくことは出来るかもしれませんが、一方で、もしかしたら埋めきれないかもしれない圧倒的な差というものも感じたんですよね。 本当にトップになっていく人たちと組んでみたり、試合をしてみたりすると分かるんですよね。
これは最終的にも埋まらないんじゃないかなって感じるんですよ。この技術の差はどれだけ今から努力してもトップを目指してもダメなんだろうなって、、、
そして、その思いと重なるようにして怪我をしたんですよね。膝の靭帯を怪我して、前十字靭帯っていう切るとアスリートとしては結構致命的な怪我でした。当時は今ほど深く分かっていなかったのですが、前十字靭帯を切るとオペをしないと治らない大きな怪我で、1年ぐらいの復帰期間が掛かるんですよね。リハビリも相当やらないといけない、、、
大学4年間ある中で1年間棒に振ったら実質もう終わりなんですよね。4年生はほぼ試合が無くなってくる時期なので、3年間の中で1年削ると2年間ですよね。それで、結果を出すのはとてつもなく難しい、、、って考えるのが普通で、、、
そこで、僕自身が今後何をするべきかを真剣に考えたときに、その膝のリハビリをやってくださった先生達の仕事を凄く面白いと思ったし、自分が怪我を通して体に対して凄く興味が深くなっていて、かなり勉強していたんですよね。
それが転機でしたね。選手生命を断つぐらいの怪我が無かったら今は別の道でしたよね(笑
その後は、怪我をして治してくれた先生が整形外科のドクターだったり、リハビリを見ていただいたのが理学療法士の方で、それで理学療法という仕事に興味が出てやってみたいと!!
でも別に病院で働きたいわけでもなく、スポーツの現場に出てそのようなテクニックや知識を使って選手をリハビリしたり、同時に強くしたいと当時から思っていました。と言うのも自分がリハビリ経験の中で、右膝の前十字靭帯を切って、右膝のリハビリをしているときも、右膝以外は全て健康なのに、右膝一箇所のお陰で体の他の部分も全て伸び悩むんですよね。本当に膝以外は全く健康で力も出るし問題ないはずなのに、、、
そんな時に、選手生命に弊害が無いように、そこで選手生命が終わらないように、怪我した膝が回復したら、体全体では以前からトレーニングを続けている状態と同じように、もしかしたらそれ以上に上手く鍛えるテクニックを教えてくれる先生がいたらとてもプラスだろうと思ったし、同時にフィジカルに関わる食事やサプリメントなどいろいろなことを教えてくれる先生がいたらいいなと思ったんですよね。また、同時に自分がそのような人になりたいなと思ったんですよ。
そこで、僕自身が今後何をするべきかを真剣に考えたときに、その膝のリハビリをやってくださった先生達の仕事を凄く面白いと思ったし、自分が怪我を通して体に対して凄く興味が深くなっていて、かなり勉強していたんですよね。
それが転機でしたね。選手生命を断つぐらいの怪我が無かったら今は別の道でしたよね(笑
その後は、怪我をして治してくれた先生が整形外科のドクターだったり、リハビリを見ていただいたのが理学療法士の方で、それで理学療法という仕事に興味が出てやってみたいと!!
でも別に病院で働きたいわけでもなく、スポーツの現場に出てそのようなテクニックや知識を使って選手をリハビリしたり、同時に強くしたいと当時から思っていました。と言うのも自分がリハビリ経験の中で、右膝の前十字靭帯を切って、右膝のリハビリをしているときも、右膝以外は全て健康なのに、右膝一箇所のお陰で体の他の部分も全て伸び悩むんですよね。本当に膝以外は全く健康で力も出るし問題ないはずなのに、、、
そんな時に、選手生命に弊害が無いように、そこで選手生命が終わらないように、怪我した膝が回復したら、体全体では以前からトレーニングを続けている状態と同じように、もしかしたらそれ以上に上手く鍛えるテクニックを教えてくれる先生がいたらとてもプラスだろうと思ったし、同時にフィジカルに関わる食事やサプリメントなどいろいろなことを教えてくれる先生がいたらいいなと思ったんですよね。また、同時に自分がそのような人になりたいなと思ったんですよ。
■岡田隆スペシャルインタビュー
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岡田隆 制限の中でのトレーニングとトレーニングの重要性 #6
岡田隆 TVと栄養、そして東京オリンピックへ #7
■岡田 隆(オカダ タカシ)
日本体育大学 体育学部 准教授
第50回日本社会人ボディビル選手権大会 男子無差別級 優勝
第22回東京オープンボディビル選手権大会 男子70Kg以下級 優勝
日本オリンピック委員会 強化スタッフ
文部科学省 スポーツ功労者顕彰
JATI-AATI
NSCA CSCS
柔道四段
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