岡田隆 トレーナーを隔てる、フィジカル系とボディメイク系 #4
掲載日:2017.04.05
トレーナー業界の現状
最近はトレーニングに興味を持つ人が徐々に増えてきているとは感じていますね。面白いことに実は、フィットネス業界の現場には、そういう実践力が高い人は結構いるんですよね。
例えばボディビルダーだったり、パーソナルトレーナーであったり、フィジーク選手とか、結構いるんですけど、こっち側、スポーツ競技のトレーナー(フィジカル系)になると一気に実践者が極端に少なくなるんですよね。
ボディメイク系はしっかりとトレーニングというものが分かっている。でもフィジカル系のトレーナーは細かったり、実は太っていたりとか、、、なんかこれが微妙なんですよ、、、
例えばボディビルダーだったり、パーソナルトレーナーであったり、フィジーク選手とか、結構いるんですけど、こっち側、スポーツ競技のトレーナー(フィジカル系)になると一気に実践者が極端に少なくなるんですよね。
ボディメイク系はしっかりとトレーニングというものが分かっている。でもフィジカル系のトレーナーは細かったり、実は太っていたりとか、、、なんかこれが微妙なんですよ、、、
両分野が基本。ジャンルを分けないトレーナーの養成へ
フィジカル寄りのトレーナーとボディメイク寄りのトレーナーと少し別れていて、僕が良くないなと思うのは、大学で養成するトレーナーって基本的には競技力向上、つまりフィジカル系のトレーナーを養成する感じになっているんですよね。
いわゆるボディメイク系のトレーナーって一般的にはチャラいイメージがあるじゃないですか。だから教育現場との相性が良くないんですかね(笑
僕はスポーツのフィジカル系のトレーナーになりたいとか、ボディメイク寄りのトレーナーになりたいとかいうことを分けちゃいけないと思うんですよね。一緒に教育していかないといけない。今それを日体大でやっているんですよね!!
だから、ボディメイク系のトレーナーになりたい学生達にも競技力向上のトレーニングが指導できるように教えていかないといけないと思っていますし、スポーツチームに付いて競技力向上の手助けをしたいと考えている学生達にもバリバリの体を作らせないといけないと思っていて、今それが僕がやっていきたいことの一つなんですよね。
今はトレーナーがそのように別れてしまっているのですが、僕のような競技力を向上させるフィジカル系の業界にいてフィジーク・オンラインに載る人は少ないと思うんですよね。さらにアイアンマンさんとか、トレーニングマガジンさんなどにも出ている珍しいパターンですよね。
けっこうその壁はぶち破った感は僕にもあって(笑
どんどんみんなでぶち破らないとダメだと思っていて、っというのもこういった媒体に出る人達って、例えば鈴木雅さんとかもそうですけど体の実践力が半端じゃないですよね!!追求する力もとても強い。だから、こういう人達のメッセージ力をしっかりとスポーツの現場にも持っていきたいですよね。まあ、教え子たちは、そのようになって欲しいと思って指導してますけど、、、やはり垣根は作っちゃいけないですよね。
いわゆるボディメイク系のトレーナーって一般的にはチャラいイメージがあるじゃないですか。だから教育現場との相性が良くないんですかね(笑
僕はスポーツのフィジカル系のトレーナーになりたいとか、ボディメイク寄りのトレーナーになりたいとかいうことを分けちゃいけないと思うんですよね。一緒に教育していかないといけない。今それを日体大でやっているんですよね!!
だから、ボディメイク系のトレーナーになりたい学生達にも競技力向上のトレーニングが指導できるように教えていかないといけないと思っていますし、スポーツチームに付いて競技力向上の手助けをしたいと考えている学生達にもバリバリの体を作らせないといけないと思っていて、今それが僕がやっていきたいことの一つなんですよね。
今はトレーナーがそのように別れてしまっているのですが、僕のような競技力を向上させるフィジカル系の業界にいてフィジーク・オンラインに載る人は少ないと思うんですよね。さらにアイアンマンさんとか、トレーニングマガジンさんなどにも出ている珍しいパターンですよね。
けっこうその壁はぶち破った感は僕にもあって(笑
どんどんみんなでぶち破らないとダメだと思っていて、っというのもこういった媒体に出る人達って、例えば鈴木雅さんとかもそうですけど体の実践力が半端じゃないですよね!!追求する力もとても強い。だから、こういう人達のメッセージ力をしっかりとスポーツの現場にも持っていきたいですよね。まあ、教え子たちは、そのようになって欲しいと思って指導してますけど、、、やはり垣根は作っちゃいけないですよね。
学術と相性が良いフィジカル系
いまでも、どうして、フィジカル系とボディメイク系で垣根があるのか分からないんですよね。なぜそうなったんでしょう、、、 教育現場との親和性の高さみたいなものはあるかもしれませんね。基本的に研究って考えで言うとボディメイクの研究ってやりにくいですよね。人それぞれ、理想とする体型が違いますしね。
フィジカル系、競技力向上っていったら、例えばこのトレーニングを行ったら、スクワットが何キロ上がりましたよとか、ジャンプ力の数値がこれだけ高まりましたとか計測出来るので、研究との馴染みやすさの違いも原因の一つなのかもしれませんね。
大学の教員にトレーニングの先生がいるんですけど、やっぱりほとんどフィジカルコーチのような競技力向上の先生なんですよね。
でも、じゃあ、トレーニングを指導する先生方が、自分のトレーニングがしっかり出来ていない事があるとする。それは怠慢だと僕は思うんですよね。現場にでても、すごい競技力の高い監督や、コーチなどが、あの先生大丈夫ですかって不安になると思いますよ。すごい筋力を持っている、すごいパワーを持っている、すごい体をしている。やはり何か人を一撃で黙らせる「凄さ」がないと。
やっぱり本当にやりこんでるか、なんて見れば一発で分かりますからね。ちょっと勉強して言うぐらいだったら誰でもできちゃうじゃないですか。
でも、自分でしっかりとやりこんだ経験があるのか、知識だけで自分自身でやりこんでいない人のトレーニングなのかは、実践者である監督やコーチ、選手にはすぐに見破られますよね。ですので、そこは人にトレーニングを指導する教員の責務だと思うんですよね。そうじゃないと本気で上を目指し辛いトレーニングをしている選手や、監督、コーチに対しても失礼ですしね。
前回の英語の先生が英語喋れなくなったら飯食えないでしょって話と一緒で、そういうことだと思うんですよね。お腹を割ったことがない人が、腹を割る解説をしているとか。すごく当たり前のことなんですけど、その当たり前のことが完全に抜け落ちているんですよね。
ですので、実績や実力が伴わない人が、資格とか勉強だけで食っていけてしまう世界では、本当に凄い指導者はうまれてこないと思うんですよね。
僕の恩師である東京大学の石井直方先生も、もう一人の巨人である東海大学の有賀誠司先生も自分たちが強烈な実践者だったんですよね。お互いにボディビルダーで。
だからあのような一時代を築けて、僕達みたいな遺伝子が生まれてくるわけじゃないですか。あのような人達がもっと出てこないと本当にまずいと思うんですよね。もっともっと実践者であり、研究者であり、教育者であるような人が出てこないと、、、
例えば石井先生や有賀先生が指導すると説得力が違いうじゃないですか、たしかに本当のことを言っているんだなって納得しますよね。やっぱりこの業界はそれが大事だと思うんですよね。
あの、まあ、ココらへんはフワッと書いてください(笑
フィジカル系、競技力向上っていったら、例えばこのトレーニングを行ったら、スクワットが何キロ上がりましたよとか、ジャンプ力の数値がこれだけ高まりましたとか計測出来るので、研究との馴染みやすさの違いも原因の一つなのかもしれませんね。
大学の教員にトレーニングの先生がいるんですけど、やっぱりほとんどフィジカルコーチのような競技力向上の先生なんですよね。
でも、じゃあ、トレーニングを指導する先生方が、自分のトレーニングがしっかり出来ていない事があるとする。それは怠慢だと僕は思うんですよね。現場にでても、すごい競技力の高い監督や、コーチなどが、あの先生大丈夫ですかって不安になると思いますよ。すごい筋力を持っている、すごいパワーを持っている、すごい体をしている。やはり何か人を一撃で黙らせる「凄さ」がないと。
やっぱり本当にやりこんでるか、なんて見れば一発で分かりますからね。ちょっと勉強して言うぐらいだったら誰でもできちゃうじゃないですか。
でも、自分でしっかりとやりこんだ経験があるのか、知識だけで自分自身でやりこんでいない人のトレーニングなのかは、実践者である監督やコーチ、選手にはすぐに見破られますよね。ですので、そこは人にトレーニングを指導する教員の責務だと思うんですよね。そうじゃないと本気で上を目指し辛いトレーニングをしている選手や、監督、コーチに対しても失礼ですしね。
前回の英語の先生が英語喋れなくなったら飯食えないでしょって話と一緒で、そういうことだと思うんですよね。お腹を割ったことがない人が、腹を割る解説をしているとか。すごく当たり前のことなんですけど、その当たり前のことが完全に抜け落ちているんですよね。
ですので、実績や実力が伴わない人が、資格とか勉強だけで食っていけてしまう世界では、本当に凄い指導者はうまれてこないと思うんですよね。
僕の恩師である東京大学の石井直方先生も、もう一人の巨人である東海大学の有賀誠司先生も自分たちが強烈な実践者だったんですよね。お互いにボディビルダーで。
だからあのような一時代を築けて、僕達みたいな遺伝子が生まれてくるわけじゃないですか。あのような人達がもっと出てこないと本当にまずいと思うんですよね。もっともっと実践者であり、研究者であり、教育者であるような人が出てこないと、、、
例えば石井先生や有賀先生が指導すると説得力が違いうじゃないですか、たしかに本当のことを言っているんだなって納得しますよね。やっぱりこの業界はそれが大事だと思うんですよね。
あの、まあ、ココらへんはフワッと書いてください(笑
■岡田隆スペシャルインタビュー
岡田隆 トレーニングとの出会い #1
岡田隆 追求そして、石井直方教授との出会い #2
岡田隆 柔道代表チーム合流と当たり前のトレーニングとの葛藤 #3
岡田隆 トレーナーを隔てる、フィジカル系とボディメイク系 #4
岡田隆 7階級メダル獲得もテンションが上がらないリオ オリンピック #5
岡田隆 制限の中でのトレーニングとトレーニングの重要性 #6
岡田隆 TVと栄養、そして東京オリンピックへ #7
■岡田 隆(オカダ タカシ)
日本体育大学 体育学部 准教授
第50回日本社会人ボディビル選手権大会 男子無差別級 優勝
第22回東京オープンボディビル選手権大会 男子70Kg以下級 優勝
日本オリンピック委員会 強化スタッフ
文部科学省 スポーツ功労者顕彰
JATI-AATI
NSCA CSCS
柔道四段
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