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トレーニング強度が上がると痛みが出る部位①

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掲載日:2018.04.06
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フィジークオンラインをご覧の皆様、三橋忠です。(加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院院長、ファイン・ラボフィットパーソナルトレーナー・横浜医療専門学校非常勤講師)

今回は「トレーニング強度が上がると痛みが出る部位①」についてです。
私はパーソナルトレーナー業務以外に、柔道整復師として経営する、浦和のハピネス整骨院の院長もしており、日頃からトレーニング外傷・障害を診させていただいております。
正しいトレーニングをし、怪我がおきないのが理想ですが、トレーニングレベルが上がってくると、無意識に負荷をかけてしまってる身体の部位が出てきます。
まず総論として、一般的に上げられる怪我の原因を列挙します。

① トレーニングフォームが悪い
② トレーニング負荷が多すぎる(重量、セット数など)
③ トレーニング種目の選択が悪い
④ トレーニングのスピードが速すぎる
⑤ 次のトレーニングの間隔が短すぎる
⑥ 誤ったチーティング
⑦ ウォーミングアップ不足
⑧ 過度な食事制限
⑨ 事故・アクシデント


これらの要因を全て回避していても、残念ながら怪我は起きます。
以前コラムで「トレーニングに影響する日頃の癖」を書きました。
今回はその内容を踏まえて、トレーニング種目に細分化して「トレーニング強度が上がると痛みが出る部位」の説明を致します。

①トレーニング種目で作用する筋肉

例えば一般的に、ベンチプレス系で使われる筋肉ですが、

・主動筋 大胸筋
・協同筋 上腕三頭筋、三角筋前部
・拮抗筋 広背筋、回旋筋腱板群(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)

になります。ベンチプレスは主動筋の大胸筋を鍛える種目のイメージがありますが、主動筋の他にも、協働筋、拮抗筋が各レンジで作用して働いております。

②ベンチプレスの各レンジでの筋肉に対する負荷のかかり方

ベンチプレスの動作中、各レンジで支持する筋肉が変化していきます。

・ボトムポジション(開始)→大胸筋
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・中間位→広背筋、回旋筋腱板群(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)
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・フィニッシュポジション(終了)→上腕三頭筋、三角筋
記事画像4
このレンジによって支持する筋肉が変化して行くことを踏まえてトレーニングしている人が以外と少ないです。
例えば、アウターマッスルの大胸筋が鍛えられ、力が強くなり、重量も上がり、筋肉に対するトルクがどんどん上がっているのに、インナーマッスルの回旋筋腱板群の安定を疎かにしていると、ローテーターカフ(回旋筋腱板)障害に繋がります。
特に現場では、中高年からジム通いをされて、フリーウェイトをやらず、床と水平なマシンチェストプレスなどだけで、重さに拘ってトレーニングしてる方がよく怪我をされてます・・・
やはり個人の身体の筋力、柔軟性に合わせて、フリーウェイト、マシン、ストレッチを組み合わせて、バリエーション豊富にトレーニングして行く必要があります。

まとめ
今回は、「トレーニング強度が上がると痛みが出る部位」の初回でした。次回はその続きを書かせていただきます(^^)
  • 三橋 忠
    加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院 代表
    ファイン・ラボフィット パーソナルトレーナー
    大手スポーツクラブのチーフトレーナー・責任者を経験した後、パーソナルトレーニングスタジオ店長として4年間勤務し、整形外科・接骨院でもキャリアを積み、2011年に加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院を開業。パーソナルトレーニングで年間3500 セッションの指導を行う。

    <資格>
    ・厚生労働大臣認定柔道整復師
    ・加圧スペシャルインストラクター
    ・米国認定ストレングス&コンディショントレーナー(NESTA-PFT)
    ・キネシオテーピングトレーナー

    <競技実績>
    2008年ボディビルMr茨城 準優勝
    2008年ボディビルMr茨城70kg以下級 準優勝
    2009年ボディビルMr茨城70kg以下級 優勝

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