日本人で初めて世界の舞台に挑んだ漢@ケビン
掲載日:2015.10.30
フィジークオンラインを御覧の皆様、はじめまして。
マッチョ29デカいよ担当のケビンです。
僕が筋トレを本格的に始めたのは中学2年生の時。
当時、腕相撲に情熱を注ぎ、どうしても決着がつかない強敵が1人いて「こいつに何としても勝ちたい」との想いから筋トレを本格的に開始しました。
バルセロナオリンピック体操銀メダリストの池谷幸雄さんの「自分の筋肉を3年かけて造りあげた」とのTVのコメントに触発を受け、筋トレといえば腕立て、腹筋、背筋くらいしか知らず、腕立て伏せをやりまくれば腕相撲が強くなると思い込んでいましたので、3年間腕立て伏せを1日も休まず継続する事を決意しました。
1日10回から始めた腕立て伏せは、当時放映されていた「筋肉番付」の影響もあり1年後には1日1000回が日課になっていました。
その頃になると筋トレそのものが楽しくなり、高校、大学とラグビーをやっていましたが、ラグビーよりもウェイトトレーニングに情熱を注いでいました。
転機は2011年。
東日本大震災が起きた29歳の時。
アクセサリーモデルの撮影の場で一緒になった方から「アメリカにマッスルマニアというフィットネスコンテストがあって、(筋肉)モデル部門もあるから出てみない?」と誘われた事でした。
しかし、「国内のコンテストにも出た事のない自分がアメリカなんて。ましてやモデル?ないない」と断っていましたが、「お前はアメリカのコンテストに出場して、東日本大震災で応援して下さった世界中の人たちにお礼を言ってこい!」との恩人の一言に触発され、マッスルマニアモデルアメリカに出場を決意。
日本人初出場にしてファイナリストとなり、フィジーク系コンテストにおいて、日本人で初めて世界の舞台に挑戦した形となりました。
役者をやっているものの筋肉の価値を認められず、悶々としていた自分にとっては、そのコンテストはあまりにも衝撃的でした。
世界の舞台では、筋肉に対しこれ程までに価値を認め、エンターテイメント性があり世界中の人と繋がれる素晴らしいツールである事を体験したその時から、自分の使命はこの価値を日本に広める事であると強く思うようになりました。
奇しくも翌年2012には、日本でもベストボディジャパンが始まり、2013年には日本で初めてフィジークコンテストが開催され、世界規模でフィジークの機運が一気に高まっていきました。
日本におけるフィジークの普及・拡大、そして世界の舞台に挑む日本人選手の道を切り拓くマッチョの価値を世に広める事を目的としているマッチョ29との出会いは必然だったのかもしれません。
その道を切り拓く為、日本人初となるマッスルマニアフィジークプロを目指してこれからも挑戦を続けていきます。
フィジークの価値を日本に広めていくために!
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- ケビン
身長:178cm
体重:93kg
<経歴>
・2011年 マッスルマニアモデルアメリカ ファイナリスト(9位)
・2012年 ベストボディジャパン 初代ファイナリスト
・2014年 マッスルマニアフィジークアジア大会 準優勝
・2014年 マッスルマニアフィジーク世界大会 4位
・2015年 マッスルマニアフィジークカリフォルニア大会 準優勝
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- マッチョ29
禁煙、禁酒、非暴力、吸引(酸素)、飲蛋(プロテイン)、壊筋(筋細胞の破壊) 以上マッチョ6原則を原則とした、世界で最も「キレている」 エンターテインメントグループ。
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